12時過ぎ、フリーダム広場の集会へ。北米の人権団体が占領軍に逮捕、拘束されたイラク人たちの救援キャンペーンを行う。拘禁された人たちの写真を掲げているのは、カナダやアメリカの白人たち。
時々、米国を支持するイラク市民が彼らに食ってかかったり、イラク人同士でもめ始めたり、なかなか議論が熱い。
(写真右:アメリカ(オハイオ州)から来た人権団体(クリスチャン・ピースメーカー・チームズ)のメンバー)
2時ころ昼食。ぼくはいつものようにカバブを注文。メインが出てくる前にサラダやら豆をつぶしたペーストやら次々と小皿が出てくる。
モハメッドたちはそれを片っ端から平らげる。食べ方も豪快。むしゃむしゃ喰らい、あたりかまわず食い散らかす。イラク人たちのプクンと膨れたお腹の半分以上は絶対に胃袋であるに違いない。
(写真右: 食い放題の昼食風景。右が通訳のモハメッド、左がドライバーのワッカース。)
夜、衛星通信モデムビーギャンという最新テクノロジーを試す。電話のないところでインターネットをやるために持ってきたもの。しかし、マニュアル通りに操作してもうんともすんともいわない。イラクからのリポート用に20数万円も出して買ったのに・・・。「なめんなよぉ」とコンクリートの壁に叩きつけたい衝動をかろうじて抑える。 (ぼくの間違いだったら、ビーギャンさんゴメンナサイ)
ホテルはお湯が出ず、赤い色の蛇口をひねっても冷水ばかり。もうイラク滞在中は風呂にも入らず、シャワーも浴びないことにした。
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