【写真:藤田栄治さん】
<第三次厚木爆音訴訟原告団事務局長 藤田栄治さんインタビュー>
Q1.原告のみなさんがこの裁判を通じて訴えていることは何ですか?
A1.「......爆音によって一家団欒の楽しみが妨げられていることや、墜落事故の危険にさらされている恐怖感などです。爆音が放置されていることへの怒りもあります......」
Q2.この裁判では何が争点になっているのですか?
A2.「......爆音が受忍限度を超える異常・違法な状態であることは、第一次、二次の訴訟の判決でも認められています。しかし、爆音は減らずむしろ厳しくなっています。そのことをこの裁判で明らかにしたいということです......」
Q3.厚木基地で訓練をする米軍機はイラク戦争に出撃し、イラクの人びとの上に爆弾を落としました。在日米軍基地を支えている日本は、アメリカの戦争に加担しています。それについてはどう思いますか?
A3.「......連日のように上空で訓練した米軍機が、イラクで無差別攻撃をしてきました。それに対して許せないという気持ちは、周辺住民の間に強くあります......」
Q4.日米軍事一体化が進み、政財界やマスコミでは憲法9条を変えようとする動きも強まっています。日本が戦争のできる国に変わりかねない時代になってきました。この現状を踏まえて、日本社会に向けて何を訴えたいですか?
A4.「......アメリカの言いなりになっている日本の政治のあり方はおかしいと思います。在日米軍基地と基地被害の実態を多くの人たちに知ってほしいです......」
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