NHKへの抗議文(http://www.hokokyo.org/kougi.pdf)
賛同者リスト(http://www.hokokyo.org/sanndousya.pdf)
参議院総務委員会での自民党・山本順三議員とNHKとの質疑応答(http://www.hokokyo.org/soumuiinnkai.pdf)
放送の公共性の<いま>を考える全国連絡協議会(http://www.hokokyo.org/)
以下、この人事異動を伝える記事と抗議文についての朝日新聞の記事です。
1.「NHK番組改変の制作者2人が異動」(5月26日アサヒ・コム)
NHKが26日に発表した人事異動(6月5日付)で、01年に放送直前に改変さ
れた番組のチーフ・プロデューサーだった永田浩三・衛星放送局統括担当部長が、放
送総局に新設されるライツ・アーカイブスセンターのエグゼクティブ・ディレクター
に異動。
担当デスクで「政治介入があった」と内部告発した長井暁・番組制作局教育
番組センターチーフ・プロデューサーは放送文化研究所(メディア研究)主任研究員
に移ることになった。
永田氏は今年3月22日、市民団体とNHKが争っている訴訟で東京高裁に出廷、
「NHK幹部らが口裏合わせをした」と証言した。3月30日の参院総務委員会で、
山本順三議員(自民)が「どう考え、どうけじめをつけるのか」と質問、橋本元一会
長は「伝聞に基づく根拠のない証言を遺憾に思っている。人事上の扱いについては適
切に対処したい」と答弁した。
今回の異動について、NHKは「永田氏には番組制作などの経験を生かしてもら
い、長井氏には詳しい知識をもっている中国の放送研究で貢献してもらうのが狙い。
処罰的なものではまったくない」と説明している。
2.NHK制作者異動、市民団体が抗議(6月2日付け朝日新聞)
放送直前に改変されたNHK教育の番組制作者永田浩三氏と内部告発した長井暁氏が制作現場から離れる人事異動をめぐり、「放送を語る会」などの市民団体は5月31日、「報復的な異動」と訴える抗議声明をNHKに渡した。橋本元一会長は1日の会見で「適切な異動と考えている」と述べた。
(野中章弘)