踊りといえば、ロルパのマオイストのリーダーはほとんどが踊りの"名手"でもある。
ロルパのマオイストに聞くと、
「一番の踊り手はパサン、次はサントス・ブラ、そして、クラナンダ・ギリ」と答える。
人民解放軍副指揮官「パサン」ことナンダ・キソル・プンの踊りは、今年、カトマンズで初めて見る機会があったが、サントス・ブラとクラナンダ・ギリ(マガラート自治共和国"教育大臣")が二人で踊るところはタバンで見たことがある。

地元のダリット(アウトカーストの人たち)が鳴らす音楽に合わせて、二人とも本当に楽しそうに踊っていた。
サントス・ブラは今年1月、暫定立法府の議員になり、国会があるシンガダルバルに登場した。

しかし、この人ほどマガルの民族服が似合うマオイストも他にいない。
タバン村が"マオイストの首都"だとしたら、サントス・ブラ・マガルは"マオイストのモデル"といってもいい人物だ。

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