アジアプレス・ネットワーク インタビュー
特集 イラク戦争 吉田敏浩(2)

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【米軍の「ピンポイント空爆」を受けた民家】(イラク・ファルージャ/2004年 ASIAPRESS)
 
 
 
 
 
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【厚木基地の日米親善桜祭りで展示された米軍FA18戦闘攻撃機】(撮影:吉田敏弘)
 
 
 
 

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日本は、イラク戦争にどうかかわってきたと見ていますか?
イラクを空爆したアメリカ海軍空母キティーホークとその艦載機、巡航ミサイルを発射した巡洋艦と駆逐艦は、横須賀のアメリカ軍基地から出撃しました。
三沢基地と嘉手納基地所属のアメリカ空軍機や沖縄駐留の海兵隊も参戦しました。
在日米軍基地はイラク戦争の出撃拠点であり、後方基地です。イラクを空爆してきたアメリカ軍機は、厚木基地や三沢基地を飛び立って、日本上空で訓練飛行をしています。
その在日米軍基地の維持や建設のために、日本は年間数千億円もの国費(税金)を提供しています。
インド洋で海上自衛隊がアメリカの軍艦に洋上給油した燃料も、一部がイラク戦争に転用されました。
イラク派遣の航空自衛隊輸送機は武装したアメリカ兵も運んでいます。
アメリカの戦争に協力・加担することで、日本は間接的な戦争の加害者になっているのが現実です。
<聞き手・構成 アジアプレス・ネットワーク 編集部>
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