【アウンサンスーチー氏の誕生日。NLDの本部には民主化運動家や支援者が集まった】
現在のビルマ軍事政権国家で、スーチー氏やNLDへの支持を表明することは非常に危険である。
就職や進学の妨げにもなるし、仕事への妨害もある、さらに国家に反逆する政治犯として投獄されてしまう。
ビルマ国内で、政府の方針に反対する立場を表明したり政治自体を語ることは、危険な行動である。
タンシュエ上級議長をトップに頂く現在の軍政府は国民に対して、「国家」への忠誠を求めるのではなく、現政権に対しての忠誠のみを求めている。
それにもかかわらず、自らへの不利益を覚悟で民主化活動を続けている人びとがいる。
そんな人たちの存在を捉えるべく、スーチー氏の誕生日にNLD党の本部前に足を運んでみた。
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