【写真:ラワン民族の子どもたちに囲まれるダウェさん。ビルマ最後のタロン族一家は、北ビルマの優勢な民族ラワン族の村の中に暮らす。ラワン民族もタロン民族も狩猟民族で、宗教はキリスト教(プロテスタント)である。ダウェさんは、往復3週間かけて近くの町に塩とお茶の買い出しから帰ってきたばかりで、身体の疲れを癒すために村の中を散歩中だった】
【写真:ダウェさんと妹のンヌンさんを自宅前で撮影。しかし、姉のナムセインさんと一緒に並んで写真撮影をすることはできなかった。数年前彼らを訪問した外国人の置きみやげを巡って、ダウェさん一家(3名)は家庭不和を起こし、別居してしまったからである】
<注>本文中の村名や人名は、彼らの口から直接聞いた発音を日本語にしたため、学術的な記述や通称名と異なる可能性があります。
つづく
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