目を覆いたくなるほどの老朽化。
この15点の写真はスタンフォード大学の国際安保協力センター共同代表であるジークフリード・ヘッカー博士と米上院のリチャード・ルガー議員の補佐官キス・ルーズ氏が、2008年2月12日に北朝鮮の寧辺の核施設を訪問した時に撮影した写真である。
これを見ると、爆破を予定している冷却塔はじめ、寧辺の核施設が想像以上に老朽化していることがわかる。
以下の写真と写真説明は、ヘッカー博士によって提供されたものである。
【5MW原子炉のための冷却塔】
【原子炉のウインチルーム(winch room)。廃燃料の排出をモニタリングしたアメリカとIAEAの電子技術を保管している電子キャビネットと、燃料バスケットを移動するためのウインチが見える】
【冷却塔の1階。解体されている構造物が見える】
【冷却塔の内部の様子。すべての冷却、蒸発装置が解体、除去されている】
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