リヤカーは庶民の大切な運搬手段である。遊び道具にしている子供も。
そしてリヤカーは、庶民にとって大切な生産手段でもある。バスが止まる場所で待機いる人たち。客の荷物をポーターよろしく運ぶのだ。
チャン・ジョンギルに聞く
石丸:この人たちは?
チャン:平壌市内から来る商売人たちが乗ったバスはここに止まります。荷物の多い客を待っているのです。
石丸:荷物運び屋ですね。個人営業ですか?
チャン:はい。個人でやっています。
石丸:距離によって違うのでしょうが、一回運んでどれぐらいもらえますか。
チャン:ざっと10里(2.5キロ)で、荷物が50キロならば2000ウォン(約60円)というところでしょうか。
石丸:大変だ。
チャン:しんどいですよ。
石丸:一日二回できるかな?
チャン:うまくいけば二回。でも普通は一回ですよ。そんなに仕事がないから。
おすすめ<北朝鮮> 写真特集・無料動画…