この地で信仰を受け継いできた信徒たち。十字架のネックレスやのロザリオも大切にしている。
聖イス・イラハ教会の脇にあった聖母マリア像。信徒たちは、訪れるたびにろうそくに火をともしていた。(玉本英子:2005年)
ドホークの街には米軍の施設が数箇所あった。米軍は施設で働く給仕やまかない婦として、キリスト教徒の女性を多く雇ってい た。米軍施設での雇用にあたって必ず行われる身辺調査がイスラム教徒よりも比較的ゆるかったのは、武装勢力への協力者や内通者である確率が低いと米軍が考 えていたからである。(玉本英子:2006年)
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