イラク戦争開戦当時、バルティラ村にはイラク軍の高射砲がいくつも設置されていた。盛り土は高射砲台の跡。戦争が始まると米軍はこの一帯に空爆をおこない、イラク軍側も砲撃で応戦した。(玉本英子:2004年4月)
イラク戦争から1年を経ても、上空には米軍戦闘機が轟音をたてながら飛行していた。空には一本の飛行機雲がのびていた。(玉本英子:2004年4月)
写真左のドーム状の屋根のある建物がバルティラ村のキリスト教会。上に十字架があるのが見える。
モスル周辺のキリスト教徒はのちにイスラム武装勢力から狙われることになり、このバルティラ村からも多くがイラク国外や、安全なクルディスタン地域に逃げ出すことになった。(玉本英子:2004年4月)
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