半年前までの強権的な軍事政権色を払拭したいのだろうか? 8月19日、軍部出身のテインセイン大統領はビルマの民主化運動指導者アウンスーチーさんと会見した。

街角の新聞スタンドでは市民がスーチーさんの写真に目を向けていた【ヤンゴン・撮影:宇田有三】

 

スーチーさん自ら率いる政党・国民民主連盟(NLD)の活動は認められていないが、大統領との対話を進めることで今のビルマ政治に突破口を見つけようとしているとも取れる。

イラン外務省。国会、外務省、情報省合同の緊急会議が23日に行なわれ、国会使節団のリビア派遣が検討された。【ヤンゴン・撮影:宇田有三】

 

両者の会見後、テインセイン大統領とともにスーチーさんの写真も新聞・雑誌に載るようになった。半年前には、スーチーさんの写真を隠し持たざるを得なかったこの国が、本当に変わりつつあるのか。半信半疑の人々が多いのが現状である。
【ヤンゴン・宇田有三】

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