※訂正します。
みすぼらしい身なりや大荷物の人を地下鉄に乗せないため、駅の入り口で検問を担当する兵士を、「警務兵」(憲兵のこと)と記述していましたが、これは間違いでした。正しくは「地下鉄運営管理局所属の兵士」です。お詫びして訂正します。(2016年8月17日)
みすぼらしい身なりや大荷物の人を地下鉄に乗せないため、駅の入り口で検問を担当する兵士を、「警務兵」(憲兵のこと)と記述していましたが、これは間違いでした。正しくは「地下鉄運営管理局所属の兵士」です。お詫びして訂正します。(2016年8月17日)
◇内部記者が撮影 リュック姿は乗車拒否
身なりのみすぼらしい人や、リュック姿、大荷物を抱えた人を平壌市中心部に向かわせないよう、朝鮮人民軍の兵士が地下鉄駅で厳しい検問を行っていることが明らかになった。北朝鮮内部事情を伝える情報誌「リムジンガン」の記者の具光鎬(ク・グァンホ)氏が、検問の様子をビデオ撮影した。
ク氏が撮影したのは今年6月、場所は平壌市の地下鉄革新線の終点の楽園(ラグゥオン)駅だ。楽園駅は平壌の北東部の大城(デソン)区域に位置し、郊外地域や他道から市中心部に向かう人が集まる場所だ。
取材したク記者は
「外国人が平壌を訪れる『行事』がある時は、身なりの悪い人を地下鉄で市の中心地域に向かわないように一斉に取締りをする」
という。
このような身なりに対する統制は、外部世界に対して「美しく豊かな平壌」を演出するためである。
(石丸次郎)