○携帯電話
急速に普及が進んでおり、今では100万人以上が携帯電話を使っている。持つためには最低でも300ドルほど(コメ約300キロが買える金額)が必要で、庶民には高嶺の花だ。党や政府の幹部たちはもちろん、商売人や大学生にも人気が高い。

忙しそうに通話している男性。目立つようだが、周囲の人は特に気にすることはない様子だ。2011年7月 撮影:具光鎬
国営商店での一コマ。従業員の女性が仕事そっちのけで携帯電話を覗きこんでいる。2011年6月平壌 撮影:具光鎬
こちらの若い女性は、市場の開門を待つ大勢の人の前で、これ見よがしに通話していた。値段の張る携帯電話を持つことは、一種のステイタスとなっており、無理をしてでも持とうとする人もいるという。2011年6月平壌 撮影:具光鎬
おんぶされている子どもは健康そうだ。少ないながらも配給があり、住民の生活が優遇されている平壌とは違い、地方では栄養失調の子が珍しくない。UNICEF(国連児童基金)が2011年11月に地方の25都市で行った調査によると、咸鏡南道の87%の子どもに栄養失調が見られたという。2011年7月 撮影:具光鎬

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