◆公設市場周辺で...商品の没収や暴力は無し
地べたに品物を広げ商売をしている住民が、取締りに現れた役人に立ち退きを命じられる姿が、北朝鮮内部の「リムジンガン」記者、具光鎬(ク・グァンホ)によって撮影された。撮影時期は2011年6月。
北朝鮮では一般的に、公設市場以外の場所での商売は禁止されている。だが公設市場で商売するためには所定の「市場税」を納める必要がある。税を払う能力が無い人達は、人通りの多い公設市場付近の路地で商売することになる。
一方、取締り時に役人が暴力を奮ったり、品物を没収する様子は見られなかった。商売人たちも慌てる様子ではない事からも、取締りは日常的に行われているようだ。
北朝鮮では、このような道端での違法な商売を「メトゥギ(バッタ)」商売と呼ぶ。商売人たちが追い払われ、場所をピョンピョンと移す姿をバッタになぞらえてのことだ。
動画 (02分20秒) (C)ASIAPRESS
<滑らかな再生でない箇所は撮影時の元動画が原因であり、再生の問題ではありません>
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