◆映画『かぞくのくに』を観て
雨ですね...雨の日には一日中頭痛がするので、雨はあまり好きじゃないんですm(__)m
先日、大阪市内にある映画館で、映画『かぞくのくに』を観てきました。ドキュメンタリー映画『Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン』や『愛しきソナ』などで知られる、ヤン・ヨンヒ監督がつくった映画です。
映画を観ている間、ずっと泣いてしまいました。胸が締め付けられるような悲しみを感じました。
日本で暮らす妹と北朝鮮で暮らす兄。兄弟の運命を分けた「帰国事業」によって北朝鮮に渡った兄と、その兄を想う妹、家族の物語が描かれた、涙なしには観れない映画でした。
病気の治療のために、25年ぶりに一時日本に帰ってきた兄との再会を喜ぶ妹と家族、なのに治療を受けることもできないまま急に北朝鮮に戻されることとなった兄の気持ち、妹の気持ち、両親の気持ちがどんなものだったか、私には少しながら感じることができました。
上からの決定といえばその理由を聞くことも、「NO！」と言うことも許されない、無条件に従わなければならないあの国の、不条理すぎる決定を受けとめる兄の気持ちが、私には胸が痛いほどわかりました。
共感できる内容が多くて、本当に観てよかったと思います。まだ観ていない方がいらっしゃれば、是非一度観てくださいと、おすすめしたいです。
その日は、映画が終わったあとにヤン監督が来てくれて、映画について、映画に込められた監督本人の想いを直接聴くこともできました。きれいで、オーラがすごい！カッコよすぎるヤン監督のお話を聴いて、大ファンになりました（*^_^*）
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