さらに、「時間を割いてまで(動員されてまで)一般アパートの建設に従事していた住民は、今では、平壌中心区域の娯楽施設の整備動員で忙しい。自分 たちとは関係のない公園や娯楽施設について、住民たちは『上は住民生活に関心があるのか』『将軍様(金正日)の偉大な構想を元帥様が台無しにした』などの 不満を顕わにしている」と話した。
こうした動きと関連し、韓国に住む高位幹部出身のある脱北者は
「北朝鮮の状況からして3年間で10万世帯を建設することは最初から無理なこと。『戦闘事業』の名の下に住民を動員したが、失敗を認めざるを得なかったのではないか。(一方で)権力層が住む中心区域を整備する政策は今後も続くだろう」
と展望した。
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【動画】手抜き工事の「平壌10万戸住宅建設現場」