◇ジャーナリストと市民が討議
次の臨時国会に提出が予定されている「秘密保全法」の問題点を議論し、将来の報道の在り方を考えるシンポジウムが、6日、大阪市の「エル・おおさか」で開かれる。主催するのは主に関西を拠点とする五つのジャーナリズム団体で構成する「ジャーナリズムフェスタ実行委員会」。
シンポでは、まずテレビ・新聞・雑誌離れが進む中、10年後のメディアと報道の姿を予測する。そのため、事前に学生170余名と現役ジャーナリスト37名へのメデイア信頼度についてアンケートした。続いて、「国益と報道の自由」をテーマに論じ、次期国会に提出が予想される「秘密保全法」の問題点について考える。さらに、既存メディアに頼らない独立した調査報道の可能性について報告がある。
参加するパネリストは、青木理さん(ジャーナリスト)、高田昌幸さん(新聞記者/元北海道新聞)、今西憲之さん(ジャーナリスト)、石丸次郎さん(ジャーナリスト/アジアプレス)、司会は合田創さん (自由ジャーナリストクラブ)、さらに弁護士の阪口徳雄さんが、政治家の不祥事や倫理的な問題をメディアが伝えなくなっている実情を報告する予定だ(登壇者は変更の可能性あり)。
開催概要は次のとおり。
10 月6 日(日)13:30 ~ 17:00( 開場13:15)
会場:エル・おおさか 南ホール(大阪市中央区、地下鉄北浜、天満橋駅から徒歩5-10分)
定員:200名先着順
参加協力費:一般1000円、学生500円
主催:ジャーナリズムフェスタ2013実行委員会
協賛:アイ・アジア、アジアプレス大阪事務所、自由ジャーナリストクラブ、新聞うずみ火、DAYSJAPAN関西サポーターズクラブ、ラジオフォーラム
協力:市民社会フォーラム
問い合せはアジアプレス大阪事務所 Tel(06) 6373-2444