2000年3月、咸鏡北道清津市。凍りついた道路の真ん中に住民たちが集まり、マンホールの中で凍って破裂した水道管から溢れた水を汲みあげている。周囲では車が往来しているが、住民たちはまったく気にしてない。子供たちも手にバケツを持って集まってきた。
電力難のために人々は水道供給を満足に受けられず、冬の寒さで水道管が凍って破裂し水が流れ出すと、直接マンホールから水を汲んでいく。マンホールが冬季の「共用井戸」のような役割を果たしている。(整理=南正学)
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