救援物資の小麦粉からナンを焼く。避難民の大事な主食だ。(9月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影)
救援物資の小麦粉からナンを焼く。避難民の大事な主食だ。(2014年9月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影)
ナンを焼く窯は山にころがる石でつくった。山にわずかに生えている木を集めてきて、窯に火を入れる。(9月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影)
ナンを焼く窯は山にころがる石でつくった。山にわずかに生えている木を集めてきて、窯に火を入れる。(2014年9月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影)
主婦のシェリン・サリーさん(45)の親戚の5人の若い女性がイスラム国に拉致されたままだ。8月に町が制圧されたとき、スンニ派トルコ系住民の隣人から、「逃げなくても大丈夫」と言われたため、町にとどまったところ、若いヤズディ女性たちが拉致されることになってしまった。シェリンさんは、女性拉致に自分たちがどうすることもできなかったこと、そして隣人を信じてしまったためにこうした事態に直面したことで自分たちを責めていた。女性たちの人生も、隣人関係もすべてが破壊された。(9月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影
主婦のシェリン・サリーさん(45)の親戚の5人の若い女性がイスラム国に拉致されたままだ。8月に町が制圧されたとき、スンニ派トルコ系住民の隣人から、「逃げなくても大丈夫」と言われたため、町にとどまったところ、若いヤズディ女性たちが拉致されることになってしまった。シェリンさんは、女性拉致に自分たちがどうすることもできなかったこと、そして隣人を信じてしまったためにこうした事態に直面したことで自分たちを責めていた。女性たちの人生も、隣人関係もすべてが破壊された。(2014年9月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影

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