住民たちがシンジャル山へ逃げた6日後、イラク軍や英米軍が食料や水などを上空から投下した。飲料水のボトルにはUK aidの文字が見える。山のあちこちに残されていた。(2014年9月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影)
シンジャル山に逃げたとき、離散した住民たちは携帯電話で家族の安否を確認したが、3日後にはほとんどのバッテリーが切れ、連絡手段を失った。英軍が投下した小型の太陽光発電機は、夜にライトとして使えるだけではなく、携帯電話の充電もでき、住民の貴重なライフラインのひとつとなった。(2014年9月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影)<<< 第2回 │ 第4回 >>>
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