師弟対決になった沖縄4区。(筆者撮影)
師弟対決になった沖縄4区。(筆者撮影)

 

◆翁長新知事も遊説に同行

沖縄4区は糸満市や豊見城市などの本島南部地域に加え、宮古・八重山の離島も含む広い選挙区。西銘氏は選挙区内すべての市町村首長の支援を得るなど 現職の強みを生かし、経済政策などを主に訴えている。一方の仲里氏は翁長氏とツーショットのポスターで二人三脚をアピール。宮古島、石垣島の離島遊説には 知事就任前で多忙な翁長氏も同行した。
2人は県議時代をともにした間柄。翁長氏は仲里氏を政治家として尊敬しているという。

「これから沖縄の思いを本土、日本政府、アメリカに伝えようという矢先の選挙。沖縄の民意を掻き消すかのような解散ですが、オール沖縄、保革を乗り越えた人を当選させ、沖縄の民意を伝えていかねばなりません」

さらに翁長氏は、「オール沖縄」を先に実践したのは仲里氏だとして、「いまの沖縄の政治の原点は仲里先輩にあるといっても過言ではない。オール沖縄の原点の仲里さんを当選させていただきたい」と支持を訴えた。(続く)

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