イラク シリア 中東地域 IS戦闘員インタビュー 〔イラク〕第2部「イスラム国」(IS)戦闘員インタビュー(2)「異教徒は殺されてもしかたない」(2/3) 2015.08.11 玉本英子 昨年6月、敗走したイラク治安部隊や警察の車両を奪い、モスルに「入城」したIS部隊。(モスル・IS映像)イラクではシーア派マリキ政権の治安部隊や軍がスンニ派が多いモスルなどの地域で不当逮捕や拷問を繰り返してきたことで政権への反発は広まっていた。そうした地元住民感情と過激主義でISは支配を広げた。ISはモスル制圧を「解放」と表現した。(モスル・IS映像)ISがモスル統治を始めると、独自に解釈したイスラム法(シャリーア)を法体系として公布。女児を除くすべての女性は外出時にヒジャーブと呼ばれる黒い覆いで全身と顔を隠さなければならなくなった。写真はISが市内各所に設置したヒジャーブ着用の規則。「全身を覆う、ゆったりしたものであること。身体に密着させたり肌が透ける薄手のものは不可。誘惑的なもの、香水などの芳香類、男性的な着衣も不可」などとある。(モスル・IS映像)次のページへ ... 1 2 3 4 Facebook postはてブLINEPocketFeedly