イラク シリア 中東地域 戦争の現場から 〔シリア〕 ロシア軍空爆下のアレッポ・市民記者に聞く(2)「国際社会はなぜ沈黙するのか」(写真6点) 2015.10.19 玉本英子 アルバーブの街頭を行進するIS部隊。(IS映像2015年)アルバーブはシリア政府軍と、米軍主導の有志連合の双方からの空爆にさらされている。ISは強力な統治機構を整え、住民を支配。逃げることのできない住民はISと空爆の恐怖のなかに生きる。(IS映像 2015年)シリア政府軍、米軍主導の有志連合軍、そしてロシア軍がシリアで空爆を行っている。ISは空爆による住民被害を強調し宣伝に利用する。住民は空爆とISぼ恐怖支配に怯えながら暮らす。ISは「イスラム教徒が殺戮されている」と宣伝映像で訴え、自分たちの支配を正当化する。(IS映像2015年)ISは支配下の町の住民生活は平穏と強調するが、住民脱出はあいついでいる。お金もなく、逃げることもできず、仕方なくとどまっている人びとも少なくない。写真はISが公表したアルバーブの市場の様子。(IS映像2015年)IS統治下の地域では食料も流通しているとするISの宣伝映像。だが実際の住民生活は厳しい。(IS映像2015年)(了) 【アルビル・玉本英子】 前(1)へもどる:〔シリア〕 ロシア軍空爆下のアレッポ・市民記者に聞く(1)「空爆で住民も犠牲に」 1 2 Facebook postはてブLINEPocketFeedly