アメリカ国防総省は12日、武装組織イスラム国(IS)の戦闘員で英国籍のモハメッド・エムワジ容疑者を狙った空爆を米軍がおこなったと発表した。実際に殺害したかどうかについては「現在作戦の成果について確認中」としている。
エムワジ容疑者はジハーディ・ジョンの名で知られ、黒マスク姿で、外国人人質殺害の映像にこれまで何度も登場してきた。米国人や、後藤健二さんらの人質殺害に加わった人物とされる。
ISが「首都」とする、シリア・ラッカで反ISの地下活動を続けてきた組織「静かに虐殺されるラッカ」は、12日、「ラッカのイスラム裁判所付近でアメリカの無人機による空爆で死亡」と伝えている。(アジアプレス編集部)