この「身なり検問」は毎日やっているわけではなく、外国人が団体で平壌を訪れるような時(それ自体を行事と呼ぶようだ)に行うのだという。
「いつもきれい」な平壌を維持するために、こんなカラクリがあるとは驚かされるばかりだ。
この「身なり」検問。不便を強いられる平壌市民が、強い不満を抱いているのは言うまでもない。(石丸次郎)
【関連記事】
◆〈リムジンガン〉平壌に住むということ 上[北のサラムたちの言葉]
◆<北朝鮮内部からの通信・リムジンガン>奪われるために働く農民たちの悲惨~農業担当幹部秘密インタビュー(1)
◆<連載>北朝鮮への人道支援はどうあるべきか ~役立つ支援と有害な支援~1 北朝鮮は「脆弱国家」である 石丸次郎
おすすめ<北朝鮮> 写真特集・無料動画…