3日前にキルクーク・ハウィージャから逃れてきた家族。夕方の祈りの時間のあと、家族7人で家を抜け出し、闇夜のなか、子どもを抱え、クルド自治地域側への塹壕まで4時間走り続けた。「息子がISの戦闘員にさせられそうになったので逃げてきた」と話す。息子は現在、他の避難民男性とともに、IS関係者の疑いでクルド治安部隊の取り調べを受けているという。(10月5日撮影・玉本英子)
3日前にキルクーク・ハウィージャから逃れてきた家族。夕方の祈りの時間のあと、家族7人で家を抜け出し、闇夜のなか、子どもを抱え、クルド自治地域側への塹壕まで4時間走り続けた。「息子がISの戦闘員にさせられそうになったので逃げてきた」と話す。息子は現在、他の避難民男性とともに、IS関係者の疑いでクルド治安部隊の取り調べを受けているという。(10月5日撮影・玉本英子)
歯磨き粉とハブラシ、現金2万ディナール(約2000円)が持ってきたもののすべて。町では電気もガスもなく、木を燃やしてお湯を沸かした。物価も高騰、玉ねぎ1個が1000ディナールしたという(イラクでは玉ねぎ1キロが1000ディナール)。「同じ死ぬなら、逃げるほうがいいと思った」と話した。(10月5日撮影・玉本英子)
歯磨き粉とハブラシ、現金2万ディナール(約2000円)が持ってきたもののすべて。町では電気もガスもなく、木を燃やしてお湯を沸かした。物価も高騰、玉ねぎ1個が1000ディナールしたという(イラクでは玉ねぎ1キロが1000ディナール)。「同じ死ぬなら、逃げるほうがいいと思った」と話した。(10月5日撮影・玉本英子)

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モスルから逃れてきた30代の男性。妻と3人の子どもがまだモスルにいる。「モスルでは毎晩、爆弾の音が止まない。100万の市民がいるので、今後の掃討作戦で多数の犠牲が出るのが心配」と話す。(10月5日撮影・玉本英子)
モスルから逃れてきた30代の男性。妻と3人の子どもがまだモスルにいる。「モスルでは毎晩、爆弾の音が止まない。100万の市民がいるので、今後の掃討作戦で多数の犠牲が出るのが心配」と話す。(10月5日撮影・玉本英子)

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