◆以前から続いていた武装勢力の攻撃
武装組織イスラム国(IS)が支配するイラク北部モスルの奪還作戦が10月17日に始まった。イラク政府軍、クルド・ペシュメルガ部隊による作戦は、米軍をはじめとする有志連合軍の支援を受けて進められている。
モスルは、ISが台頭する以前からスンニ派武装組織の動きが活発で、駐留米軍、イラク軍への攻撃が繰り返されてきた。ISが2014年にモスルを制圧する前、イラク軍が武装勢力掃討戦を展開していた時期の取材(2010年4月)と、のちにISがモスルを制圧して以降のIS公表写真などを交えながら、その変化を写真で解説する。(玉本英子)
【関連写真をみる】IS支配地域から脱出したばかりのスンニ派住民の女性たち(写真8枚)
【関連写真をみる】イスラム国(IS)支配下のモスル市内(写真7枚)
次のページへ:鉄条網をほふく前進でくぐりぬける訓練... ↓