◆安氏と並び政党支持率も上昇
昨日の記事でも触れたが、国民の党はこの一週間で急激に支持を伸ばしている。安候補も10か月ぶりに支持率2位に浮上し、党の支持率も合わせて上昇している。
今後は、安哲秀候補がどこまで共に民主党の大統領候補筆頭の文在寅(ムン・ジェイン、64)氏に迫れるか、逆転プランの内容とその可能性に注目が集まることになる。
安候補は30日の投票前演説で「世論調査に現れない民心があふれ出てきている、これはまさに変化と改革を望む切実な民心だ」とし、「派閥覇権主義勢力(文在寅氏のこと)に再び国を任せてはならない、しっかりした正直で、きれいな大統領を選ばなければならない」と支持を訴えた。
続けて、「わたくし安哲秀は『既得権両党体制』を打ち壊すために全国を回ってきました。三党体制を作った党、与小野大(少数与党)の構図を作った党はどの党ですか?」と、党のオリジナルカラーであり、安氏の持論である「自強論」を展開した。
さらに「安哲秀の時間がついに始まった」と、巻き返しにかける強い意気込みを示した。
折しもこの日の深夜、ソウル市内で国民の党のテレビ討論会が行われた。その中で逆転プランについても激論が交わされたのだが、討論会の内容は別途特集する。(徐台教 ソ・テギョ)
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