米軍装甲車によって引き倒される直前のサダム・フセイン像(2003年4月撮影・綿井健陽)

イラク軍は昨年10月、過激派組織「イスラム国」(IS)支配下にある北部の都市モスル奪還を目指し、大規模な軍事作戦を始めた。

作戦の前線で死亡するイラク軍兵士は、若く貧しい男たちが多い。バグダッド市内の通りには、ISとの戦闘や爆弾攻撃で亡くなった若い兵士たちの遺影を掲げた立て看板が増え続けている。(つづく)
≪2017年2月、共同通信から全国の加盟紙に配信した記事からの転載≫

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