イラク・ナクシュバンディ教団軍の機関誌(2007年)。旗はフセイン政権時代のイラク国旗。バース党再興を目指し、米軍、イラク政府に対し武装攻撃を加えてきた。
モスルは外国人戦闘員とその家族の一大拠点となった。写真はIS動画に登場したロシア系とみられる男。戦闘部隊のほかに宗教警察や行政機関など様々な部門に配置された。なぜ外国人に支配されるのか、との感情を抱く地元住民もいた。(2015年・IS映像)
モスル住民の生活は幸せであると宣伝するIS動画。遊園地で絶叫マシンに興じる若者の様子を伝えている。(2015年・IS映像)
ダアワと呼ばれる教宣活動では、子どもたちが集められ、ISが解釈した宗教教義をレクリエーションしながら学ぶ屋外イベントが何度も開かれた。(2015年・IS映像)
2016年10月に始まった政府軍のモスル奪還作戦。市内各地でISとの激しい攻防戦が戦われた。戦闘や空爆で住民も巻き添えとなり、多くの建物が損壊した。写真は政府軍と戦うIS戦闘員。(2015年・IS映像)

 

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(9終) IS去ったモスルのこれから(写真9枚)
(8) 当初、ISを受け入れたモスル住民も~「気づいたときは遅かった」(写真12枚)
(7) IS支配下での礼拝とモスク(写真8枚)
(6)「モスル解放」のなかであいつぐ報復(写真11枚)
(5) 衛星テレビ視聴禁止布告~住民統制強まる(写真14枚)
(4) 学校での洗脳恐れ、通学やめさせた家庭も(写真9枚)
(3) 宗教警察が社会統制(写真10枚)
(2)シーア派やキリスト教徒住民への迫害(写真7枚)
(1)たった数日間の戦闘で町のすべてを支配(写真7枚)

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〔イラク現地報告〕イスラム国(IS)支配下のモスル住民に聞く(1)「戦闘員は宗教とはかけ離れた人たち」

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