北朝鮮北部の両江道恵山(ヘサン)市で10月末、大型ダンプカーが妊婦をひいて死亡させる交通事故があったと、複数の取材協力者が伝えてきた。妊婦は即死だったという。
恵山市に住む複数の取材協力者の話を総合すると、事故が起こったのは10月24日頃で、被害者の女性は車両が行き交う道路を自転車で通りかかり、鉱物を運ぶ大型ダンプカーに巻き込まれ即死した模様だ。運転手は保安署(警察署)に連行され調査を受けたというが、どのような処分になったかは現時点で明らかではない。
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「鉱山の六輪の大型ダンプに巻き込まれて即死したそうだ。現場は狭い道路で大型車が行き交う危険な場所。妊婦は自転車から降りずに渡ろうとしてひかれたようだ。お腹の中の赤ちゃんまで死亡させたのだから、運転手は保安署に連れて行かれた」と取材協力者は述べた。
事故があった恵山市近郊には恵山青年銅鉱山があり、大型車両の通行量が多い。(カン・チウォン)
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