◆行政対応の検証が必要

「ものすごい重大な過失ですよ。どんな重大な過失か。堺市のアスベスト問題の端緒だぜ、なにやってんの!」と長谷川市議は市職員を叱りつけた。

交渉後、古川さんは腹立たしいようすでこう語った。

「ずさんという言葉以外考えれない。書類送検までされた案件でこんないい加減なことをするなんて……。取り残しがあるのなら、なぜ残したのか検証する必要がある。そして、こういうことが繰り返されないためにアスベスト対策条例を作ってきちんとした対応をするようにしていかなければならない」

堺市による再回答は2月26日である。そこで市はどのような釈明をするのだろうか。(続きを読む>>>)

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