爆撃が続く東ゴータでは、食料不足のため、多くが一日一食という。「モルハム・ボランティアチーム」からお菓子が配られ、子どもたちは大喜びだ。(2月24日・東ゴータ・サクバで撮影)

◆避難所に身を寄せ ほぼ2か月

ダマスカスの反体制派エリア、東ゴータ。シリア政府軍などによる今回の攻撃では500人以上の死者が出ている。2月20日に現地の状況をネット回線で伝えてくれた地元フォトジャーナリストのアブドゥル・アルバセッド氏(28)は、市民グループ「モルハム・ボランティアチーム」のメンバーでもある。グループは24日、爆撃や砲撃から逃れるための避難所(シェルター)に身を寄せる子どもたちにお菓子などを配った。子どもたちの状況をネット回線を通じて聞いた。写真はいずれもアブドゥル氏が送ってきたもの。(玉本英子・アジアプレス)
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アブドゥル・アルバセッド:私は東ゴータのサクバにいます。町は墓場のようです。子どもたちの多くは、攻撃が激しくなった、この2か月以上のほとんどを、シェルターで暮らしています。学校は閉鎖されています。ここには電気も水もありません。刑務所のようなものです。みんなで固まって、ひとつの場所に座っているだけです。爆撃の音が途絶えた時に、外へ出て、体を洗ったり、トイレに行きます。そしてシェルターに戻ります。
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