◆人と車両の平壌に入りを遮断
9月9日の建国記念日に向けて、1日から全国で特別警備体制が敷かれていることが分かった。行事が集中する平壌入りが禁止され、中国との国境でも警戒が強まっている。(カン・ジウォン)
北朝鮮内部の複数の取材協力者が3日に伝て来たところによると、平壌に向かう通行証(旅行証)の発給が全面中断され、人と車両の平壌に入りが遮断された。鉄道、道路の検問所で検査を徹底しているという。
そのため、平壌に籍を置く人と車両以外は検問を通過できず、荷物の流通もほぼ止まっている。商売人たちは、平壌近郊の南浦(ナンポ)、平城(ピョンソン)などに物資を送り、平壌の車両に受け取りに来させているが、「特別警備期間中は下手に動かないようにしている」という。
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