大阪府守口市の旧市役所庁舎解体におけるアスベスト(石綿)調査で不備が見つかった問題をめぐり1月28日、住民やNGOが市に対して再調査などを求める要望書を提出した。市が依頼した調査・分析業者による調査結果に対し、住民が「NO」を突きつけた格好だ。(井部正之/アジアプレス)
2018年12月7日に市が開催した住民説明会後の同12月10日、筆者の指摘により煙突とボイラーをつなぐ横引き煙道のアスベストについて見落としが発覚。1月18日の説明会で市側は初めて横引き煙道のアスベスト使用があったことを明かした。
調査を実施したのはアスク・サンシンエンジニアリング(横浜市)に所属するJATI協会(旧日本石綿協会)の民間資格「アスベスト診断士」認定者だったそうだが、説明会の席で事実確認したところ調査ミスを認めた。
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