(参考写真)2017年7月4日の大陸間弾道ミサイル発射を祝う 集会に動員された将兵。よく見ると痩せて頬がこけ、あごが尖った者が多い。労働新聞より引用。

北朝鮮の貿易駐在員たちは『今回、祖国(北朝鮮)は米国のやつらに、しっかり目にものを見せてやった』と拍手・歓呼していた。米国の圧殺政策のせいで国の事情は少し困難だが、決して米国に屈服しないのだと、叫んだ。

北朝鮮の駐在員たちは、金正恩氏の大胆な勇気を称賛する言葉を競うように話し、翌10日にも同様の酒宴が続けられたことから、ミサイル発射を祝う酒宴は駐在員たちが自発的に準備したものではなく、北朝鮮当局からの指示によるものに違いないだろう」

また、RFAは丹東市の別の関係者の言葉を紹介し、12日にも同様の酒宴が開かれたとしている。記事を執筆したキム・ジュノ記者は、長く中国で北朝鮮取材を続けてきたベテランだ。

RFAの記事が事実であれば、2月にハノイで開かれた朝米会談が物別れに終わり、制裁解除が不発に終わったことに失望が広がる中、北朝鮮政権が金正恩氏の権威挽回に注力していることが推測される。(カン・ジウォン)

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