賄賂を使って、電気供給がある工場や役所で自動車バッテリーに充電させてもらい、それを家庭で使う。
朝鮮中央通信は、15日、1月から5月初めまでの降水量が54.4ミリで、1982年の以来の低水準だと報じた。ダムの渇水によって発電量が落ちている可能性がある。しかし、「絶電」がこれだけ長期化するのは過去になく、石炭、重油を使った火力発電の不振が想像される。
現状、行政や党の機関には優先的に電気が供給されている。一方、年初に1日12時間程度あった産業施設への電気供給は、相当落ち込んでいるようだ。(カン・ジウォン/石丸次郎)
※アジアプレスでは中国の携帯電を北朝鮮に搬入して連絡を取り合っている。
【合わせて読みたい記事】
1 2