私が一番心配なのは、現在妊娠8か月になる妻のことです。家から車で20分の場所に病院はあるのですが、設備が整っていません。病院がターゲットにもなっているので不安です。日々の出費や、空爆の心配…。心が安らぐ時はありません。
イドリブ南部では砲撃が続いています。それが、いつイドリブ市内に迫り、総攻撃が始まるか、逃げることができずに政府軍や民兵に捕まった住民は、報復されるのではないかと、おびえるばかりです。
日本の人たちに知ってもらいたいことは、不正義と独裁政権のもとで、子どもや女性ら住民が殺されている現実です。これまでのように世界の無関心が続けば、さらに多くの血が流れることでしょう。
合わせて読みたい記事
- <シリア>中国・新疆出身のウイグル人IS戦闘員「私の心は死んでしまった」(写真7枚) (2019-07-26 10:27:59)
- <シリア>IS戦闘員のインドネシア人妻「宣伝映像にだまされた」(写真7枚) (2019-06-14 18:48:06)
- <シリア>ISと戦う米国人義勇兵・仲間の死「これが戦争」(写真5枚) (2019-05-09 09:00:33)
- <イラク>ISに拉致、性奴隷にされたヤズディ教徒女性 悲劇と勇気描くふたつの映画(写真6枚) (2019-04-16 10:00:49)
- <シリア>アフリン侵攻1年、故郷を奪われたクルド住民(写真5枚+地図) (2019-03-13 17:05:30)
1 2