疑惑解けぬ中法相に就いたチョ・ググ氏。2018年3月韓国大統領府発表写真

 

韓国検察は16日、チョ・ググ法相の娘を任意で呼び事情を聴取した。チョ法相の娘の高麗大学入学と釜山大学大学院への進学の際、提出した履歴が不正に形成された疑いが持たれており、検察は関連して事情を聞いたものと思われる。ハンギョレ新聞、連合通信などの韓国メディアが一斉に伝えた

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これらの疑惑については、チョ法相と妻の関与が取りざたされているが、娘本人がどこまで関わっていたのか、不法行為の可能性があるのかについては不明だ。

◆チョ法相の妻は「表彰状偽造」と公訴状に明記

一方、韓国の法務省は9月17日朝、私文書偽造の疑いで6日に起訴されたチョ法相の妻のチョン・ギョンシム東洋大学教授の公訴状を国会に提出した。

検察が起訴にあたって裁判所に提出した公訴状には、「娘の進学を助けるために表彰状を偽造」と、チョン教授の容疑が書かれてあった。

韓国国会は法務部にチョン教授の公訴状の提出を要求、それを受けて検察は公訴状を法務省に提出していた。しかし、その後、法務省から国会への公訴状が提出されず、野党から批判を受けていた。

疑惑となっていたのは、チョ・グク氏の娘が2014年に釜山大学の大学院進学に際し、履歴書に、東洋大学からボランティア活動で総長賞の表彰を受けたと記入していたが、その表彰状が偽造されたというものだ。

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