◆脆弱層に飢え発生
北朝鮮国内では生活苦に喘ぐ人が増加しており、脆弱層の間では飢える人も出ている。
「一日2食しか食べられない世帯や、無一文なった『絶糧世帯』が増えている」
「コロナにかかって死ぬより飢えて死ぬ方が早いと人々は言い合っている」
と、取材協力者は伝えてきている。
朝中両国でコロナウイルスの流行が落ち着いてきたため、北朝鮮は貿易再開に向けて動き出していたが、今度は中国が北朝鮮からコロナウイルス流入を恐れて、5月末まで貿易を再開しない見込みだと、吉林省の貿易仲介業者はアジアプレスに伝えている。(石丸次郎)
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