◆混入原因は「調査中」
同省によれば、製造したのは中国の1社。アスベストが含まれた原因については報告がないという。同社は「調査中です。判明しだい発表します」と話す。
これまでにも禁止されているアスベストを含む製品を販売した事例は少なくない。だが、今回のニトリの事例は桁違いだ。
同省化学物質対策課は「今回が一番多い。過去に見たことない数です」と驚いていた。
12月15日に発覚したカインズ、今回のニトリと中国からの輸入品にアスベストが含まれている事例が続いており、今後も同様の事例が明らかになることが予想される。
同省は「輸入品の石綿含有のチェックが十分にできていないのではないかと改めて認識した」として、今後税関や経済産業省など関係省庁と対応を検討する方針。
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