◆観光再開は中国次第
9月26日、朝中間の鉄道貿易が4カ月ぶりに再開された。長引くコロナ封鎖で外貨不足に苦しむ北朝鮮としてはぜひとも観光再開を急ぎたいところなのだろうが、近々に人の往来が緩和される可能性は高くないだろう。
まず中国側に、北朝鮮の防疫体制と情報の透明性の欠如に対する不信が強い。また、そもそも中国は「ゼロコロナ」政策を堅持していて、入国者の隔離を続けるなど外国との人の往来を強く統制している。
また白頭山の登山シーズンは冬季を迎えて間もなく終了する。三池淵で実際に観光が再開されるのは来年春以降になるのではないか。
※アジアプレスでは中国の携帯電話を北朝鮮に搬入して連絡を取り合っている。
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