2020年1月に新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、金正恩政権が極端な鎖国政策を採ったため、北朝鮮の内部動向や人々の思いを知ることは極めて難しくなっている。アジアプレスでは11月中旬に北部地域に住む女性と直接通話して、内部事情を聞くことができた。4回シリーズで肉声を紹介する。(カン・ジウォン)
北朝鮮女性の肉声を聞くシリーズの第1回は「金正恩のミサイル乱射をどう見たか」だ。
2022年に入り、金正恩政権は弾道ミサイル発射実験を繰り返した。その数は少なくとも60発以上に及ぶ。一方、北朝鮮国民の暮らしは、コロナ防疫を理由にした過剰な鎖国政策と行動規制によって、90年後半の大社会パニック期以来の経済混乱が続いている。
厳しい窮乏を強いられる中、莫大な費用を要するミサイル発射を繰り返すことを、一般庶民はどう見ているのか?
※アジアプレスでは中国の携帯電話を北朝鮮に搬入して連絡を取り合っている。
<動画>北朝鮮はどうなっているか? 女性の肉声を聞く(1) 庶民はミサイル乱射をどう見たか
<動画>北朝鮮はどうなっているか? 女性の肉声を聞く(2) 餓死者も発生 住民の暮らしの現実とは…
<動画>北朝鮮はどうなっているか? 女性の肉声を聞く(3)生命脅かす経済麻痺と医療崩壊
<動画>北朝鮮はどうなっているか? 女性の肉声を聞く(4) コロナの現状とウクライナ戦争の認識は?
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