<北朝鮮>市場最新物価情報

(物価は1kg当たりの朝鮮ウォン。下段は日本円に換算した価格)
調査日 ガソリン 軽油 白米 トウモロコシ 中国1元 USD1ドル
2024年11月15日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。外貨レートが久しぶりの下落。一方で白米とトウモロコシが上昇した。理由は調査中。
23,000ウォン
(約194.3円)
19,500ウォン
(約164.7円)
8,200ウォン
(約69.3円)
3,700ウォン
(約31.3円)
2,400ウォン
(約20.3円)
18,500ウォン
(約156.3円)
2024年11月8日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週と大きな変化はない。
23,000ウォン
(約175.835円)
20,000ウォン
(約152.9円)
7,600ウォン
(約58.102円)
3,500ウォン
(約26.7575円)
2,800ウォン
(約21.406円)
20,000ウォン
(約152.9円)
2024年11月1日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。諸物価と外貨の上昇続いているが、物資の買い占めが広がり、取り締まりの中でも外貨購入の動きが続いているためだとのこと。
23,000ウォン
(約184円)
20,000ウォン
(約160円)
7,700ウォン
(約61.6円)
3,600ウォン
(約28.8円)
2,700ウォン
(約21.6円)
19,000ウォン
(約152円)
2024年10月25日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。白米とトウモロコシの収穫は終わったのに食糧価格の上昇が続き、都市住民の間で不安が広がっている。
ロシアから小麦、小麦粉が輸入されているが市場ではまったく流通しておらず、多くが軍に回されているという。
23,000ウォン
(約188.7円)
19,000ウォン
(約155.9円)
7,500ウォン
(約61.5円)
3,500ウォン
(約28.7円)
2,500ウォン
(約20.5円)
18,500ウォン
(約151.8円)
2024年10月18日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。ロシアから大量の石油が入って来ているが国が独占して市中に出回らず価格が下がらないとのこと。白米が生産地から運送される量が減っているため北部地域の白米価格の上昇が続いているとのこと。
22,500ウォン
(約187.8円)
18,500ウォン
(約154.4円)
7,400ウォン
(約61.7円)
3,100ウォン
(約25.9円)
2,200ウォン
(約18.4円)
18000ウォン
(約150.2円)
2024年10月11日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。油価、食糧価、外貨レート全てが上昇。収穫が終わったトウモロコシの個人流通を依然として厳しく統制。農村に落穂拾い来る都市の困窮者を追い返しているという。
22,000ウォン
(約186.8円)
18,000ウォン
(約152.8円)
7,300ウォン
(約62.0円)
3,500ウォン
(約29.7円)
2,450ウォン
(約20.8円)
17,500ウォン
(約148.6円)
2024年10月4日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。9月後半に落ち着きを見せていた物価が再び上昇傾向に。
21,000ウォン
(約181.1円)
17,000ウォン
(約146.6円)
7,100ウォン
(約61.2円)
3,200ウォン
(約27.6円)
2,400ウォン
(約20.7円)
17,000ウォン
(約146.6円)
2024年9月27日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週から大きな変化はなかった。
19,000ウォン
(約160.1円)
17,000ウォン
(約143.3円)
6,800ウォン
(約57.3円)
3,100ウォン
(約26.1円)
2,300ウォン
(約19.4円)
17,000ウォン
(約143.3円)
2024年9月20日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格が前週より下がったが、収穫が済んだトウモロコシは農場外への搬出が厳しく制限されていて、まだ取引されていないとのことだ。
19,000ウォン
(約159.4円)
17,000ウォン
(約142.6円)
6,700ウォン
(約56.2円)
3,000ウォン
(約25.2円)
2,200ウォン
(約18.5円)
17,000ウォン
(約142.6円)
2024年9月13日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週より外貨も物価も若干下落した以外に大きな変化はなかった。
20,000ウォン
(約168.8円)
18,500ウォン
(約156.1円)
6,700ウォン
(約56.6円)
3,100ウォン
(約26.2円)
2,000ウォン
(約16.9円)
16,800ウォン
(約141.8円)
2024年9月6日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。収穫期なのにトウモロコシ価格が上がっているのは、7月末の水害で破壊された道路や橋、鉄道の復旧が遅れて輸送に支障が出ているためだという。
21,000ウォン
(約175.1円)
18,700ウォン
(約155.9円)
6,900ウォン
(約57.5円)
3,400ウォン
(約28.3円)
2,200ウォン
(約18.3円)
17,200ウォン
(約143.4円)
2024年8月30日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国元と米ドルは史上最高値を付けた。外貨使用に対する厳格統制が続いている。
20,000ウォン
(約171.9円)
19,000ウォン
(約163.3円)
6,600ウォン
(約56.7円)
3,200ウォン
(約27.5円)
2,000ウォン
(約17.2円)
17,000ウォン
(約146.1円)
2024年8月23日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国元、米ドルとも最高値を更新した。最近は対中輸出の対価を建設資材や食糧の現物で受け取るため、国内の外貨難に拍車がかかっているとのこと。
20,000ウォン
(約182.9円)
18,500ウォン
(約169.2円)
6,500ウォン
(約59.4円)
3,000ウォン
(約27.4円)
1,970ウォン
(約18.0円)
16,000ウォン
(約146.3円)
2024年8月16日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。7月末の水害以来値上がりしていた食糧価は若干の値下がり。鴨緑江上流の国家密輸は水害の影響で止まっている。
18,500ウォン
(約174.8円)
17,000ウォン
(約160.6円)
6,700ウォン
(約63.3円)
3,100ウォン
(約29.3円)
1,940ウォン
(約18.3円)
15,800ウォン
(約149.3円)
2024年8月9日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。米ドルが上昇した他は前週と大きな違いはない。
19,000ウォン
(約180.7円)
17,000ウォン
(約161.7円)
6,800ウォン
(約64.7円)
3,200ウォン
(約30.4円)
1,900ウォン
(約18.1円)
15,500ウォン
(約147.4円)
2024年8月2日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格、燃油価格ともに大幅上昇。7月末の集中豪雨のため鉄道と道路が寸断されて物流が滞っているためだとのこと。現地では生活への不安が広がっている。
19,000ウォン
(約189.2円)
17,000ウォン
(約169.3円)
6,700ウォン
(約66.7円)
3,400ウォン
(約33.9円)
1,890ウォン
(約18.8円)
15,000ウォン
(約149.4円)
2024年7月26日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週と大きな変化はなかった。
17,000ウォン
(約180.5円)
16,000ウォン
(約169.9円)
6,200ウォン
(約65.8円)
2,900ウォン
(約30.8円)
1,750ウォン
(約18.6円)
14,500ウォン
(約153.93円)
2024年7月19日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。7月に入って以降、白米とトウモロコシの価格の下落が続いているが理由は不明。
17,000ウォン
(約187.1円)
15,000ウォン
(約165.1円)
6,500ウォン
(約71.5円)
2,900ウォン
(約31.9円)
1,780ウォン
(約19.6円)
14,300ウォン
(約157.37円)
2024年7月12日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。米ドルの上昇が止まらない。2年前の2倍水準だ。一方、中国元レートは落ち着いている。この違いの理由は不明だ。
17,000ウォン
(約189.2円)
14,500ウォン
(約161.3円)
6,500ウォン
(約72.3円)
3,000ウォン
(約33.4円)
1,800ウォン
(約20円)
14,200ウォン
(約158円)
2024年7月5日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。各地の農場で二毛作の大麦の収穫が好調だという。食糧価格が下がった原因かもしれない。
17,500ウォン
(約197.5円)
14,000ウォン
(約158円)
6,800ウォン
(約76.7円)
3,100ウォン
(約35円)
1,820ウォン
(約20.5円)
14,000ウォン
(約158円)
2024年6月28日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週から大きな変化はなかった。
17,500ウォン
(約216.5円)
14,000ウォン
(約173.2円)
6,900ウォン
(約85.3円)
3,500ウォン
(約43.3円)
1,870ウォン
(約23.1円)
13,000ウォン
(約160.8円)
2024年6月21日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃油価格の高騰が、肥料などの営農用物資や、国営商店への商品搬送に大きな障害になっている。リヤカーが重宝されているという。
17,500ウォン
(約218.5円)
14,000ウォン
(約174.8円)
7,200ウォン
(約89.9円)
3,400ウォン
(約42.4円)
1,900ウォン
(約23.7円)
12,800ウォン
(約159.8円)
2024年6月14日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。プーチン訪朝の前からロシア産小麦が「糧穀販売所」で売られ始めた。羅先にはロシア人ビジネスマンが急増しているという。
17,000ウォン
(約243.1円)
14,000ウォン
(約200.2円)
7,200ウォン
(約102.96円)
3,300ウォン
(約47.19円)
1,850ウォン
(約26.455円)
11,000ウォン
(約157.3円)
2024年6月7日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。米ドルが急騰したが「市中で外貨はほとんど流通しておらず、売りたい人の言い値状態だ」と調査者。
16,500ウォン
(約246.2円)
14,500ウォン
(約216.4円)
7,000ウォン
(約104.5円)
3,100ウォン
(約46.3円)
1,800ウォン
(約26.9円)
10,500ウォン
(約156.7円)
2024年5月31日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。庶民の暮らしは極めて厳しいが、今のところ、昨年同時期のような深刻な人道危機の情報は届いていない。
17,000ウォン
(約281.3円)
14,500ウォン
(約239.9円)
6,800ウォン
(約112.5円)
3,400ウォン
(約56.3円)
1,770ウォン
(約29.3円)
9,500ウォン
(約157.2円)
2024年5月24日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。農村動員が全国で始まった。労働者には動員参加日数分の配給が出ている。糧穀販売所ではトウモロコシ1キロを2200ウォンで販売。
17,000ウォン
(約296.4円)
14,000ウォン
(約244.1円)
7,100ウォン
(約123.8円)
3,300ウォン
(約57.5円)
1,750ウォン
(約30.5円)
9,000ウォン
(約156.9円)
2024年5月17日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧、燃油、外貨交換レート共に若干の下落。各地で協同農場への動員が本格化した。
17,500ウォン
(約309.6円)
15,000ウォン
(約265.4円)
7,100ウォン
(約125.6円)
3,200ウォン
(約56.6円)
1,760ウォン
(約31.14円)
8,800ウォン
(約155.7円)
2024年5月10日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。露から燃油輸入が続いているという情報はあるが価格上昇が止まらない。はっきりした理由は不明だ。
17,500ウォン
(約302.8円)
15,500ウォン
(約268.2円)
7,200ウォン
(約124.6円)
3,200ウォン
(約55.4円)
1,780ウォン
(約30.8円)
9,000ウォン
(約155.7円)
2024年5月3日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。物価上昇が止まらない。燃油と白米は、我われの調査では史上最高値を付けた。住民たちに、先行きへの不安が高まっている。
16,000ウォン
(約275.4円)
15,000ウォン
(約258.2円)
7,200ウォン
(約123.9円)
3,300ウォン
(約56.8円)
1,820ウォン
(約31.3円)
8,900ウォン
(約153.2円)
2024年4月26日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃油価が急騰しているが理由は不明だ。
15,500ウォン
(約276.5円)
14,500ウォン
(約258.7円)
7,000ウォン
(約124.9円)
3,400ウォン
(約60.7円)
1,800ウォン
(約32.1円)
8,800ウォン
(約157円)
2024年4月19日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃油価も食糧価も高値で推移。糧穀販売所での4月分販売は少量だがあった。
14,000ウォン
(約248.8円)
13,500ウォン
(約240円)
6,800ウォン
(約120.9円)
3,500ウォン
(約62.2円)
1,800ウォン
(約32円)
8,700ウォン
(約154.64円)
2024年4月12日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。米価と外貨価格の上昇が続いている。世界的な米ドル高の影響か、ついに9100Wを突破。都市住民は現金を得る手段が少なく、飢えに対する動揺が広がっている。
13,000ウォン
(約218.7円)
12,400ウォン
(約208.6円)
6,700ウォン
(約112.7円)
3,400ウォン
(約57.2円)
1,820ウォン
(約30.6円)
9,100ウォン
(約153.1円)
2024年4月5日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格は高止まり。中国元と米ドルは上昇が続いている。軍隊支援のために手袋や綿布などの供出が人民班に命じられ住民たちから不満の声が上がっている。
13,200ウォン
(約222.8円)
12,500ウォン
(約211円)
6,400ウォン
(約108円)
3,400ウォン
(約57.4円)
1,800ウォン
(約30.4円)
8,900ウォン
(約150.2円)
2024年3月29日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国元が年初に比べて35%も上昇した。燃油価格の下落については、中露から大量に導入されたためだと調査者は説明。
13,000ウォン
(約223.5円)
12,600ウォン
(約216.6円)
6,500ウォン
(約111.8円)
3,400ウォン
(約58.5円)
1,700ウォン
(約29.2円)
8,800ウォン
(約151.3円)
2024年3月22日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。3月後半から対中貿易が活性化しつつあるものの、貿易会社の外貨不足が深刻で中国元が急騰しているとのこと。中国元は我われの調査では過去最高値だ。食糧は流通が不安定なため価格変動が激しいという。
14,000ウォン
(約240.9円)
13,000ウォン
(約223.7円)
6,400ウォン
(約110.1円)
3,500ウォン
(約60.2円)
1,650ウォン
(約28.4円)
8,700ウォン
(約149.7円)
2024年3月15日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。上昇が続いていた食糧価格が下落。中露から大規模食糧支援があるとの噂が拡散したためだという。最底辺の困窮者に対し当局がトウモロコシを若干量支給し始めた。
13,500ウォン
(約236.8円)
13,000ウォン
(約228円)
5,900ウォン
(約103.5円)
3,000ウォン
(約52.6円)
1,450ウォン
(約25.4円)
8,500ウォン
(約149.1円)
2024年3月8日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格はこの5カ月間で最高値。現金収入は低調なままで回復しそうにもなく、職場の配給も糧穀販売所での販売も不安定なため、飢饉が始まるのではないかと心配をする住民が増えているという。
14,000ウォン
(約233.98円)
13,500ウォン
(約225.62円)
6,300ウォン
(約105.29円)
3,300ウォン
(約55.15円)
1,400ウォン
(約23.4円)
8,800ウォン
(約147.07円)
2024年3月1日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。軽油価が値下がりした他は、前週と変わらず。
14,800ウォン
(約258.31円)
13,000ウォン
(約226.9円)
6,000ウォン
(約104.72円)
3,100ウォン
(約54.11円)
1,380ウォン
(約24.09円)
8,600ウォン
(約150.1円)
2024年2月23日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国元が下がったほかは大きな変化はない。2月は、食糧配給がまったくない企業が多かったという。
15,000ウォン
(約259.38円)
14,500ウォン
(約250.73円)
6,100ウォン
(約105.48円)
3,200ウォン
(約55.33円)
1,280ウォン
(約22.13円)
8,700ウォン
(約150.44円)
2024年2月16日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧、燃油、外貨すべてが上昇傾向である。特定科目の供給減によるものではなく全般的なインフレーションだと見るべきなのかもしれない。
15,000ウォン
(約258.93円)
13,500ウォン
(約233.04円)
6,200ウォン
(約107.02円)
3,300ウォン
(約56.96円)
1,420ウォン
(約24.51円)
8,700ウォン
(約150.18円)
2024年2月9日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国元が前週比で10%強急騰した。外貨不足が深刻で貿易会社が「元買い」に奔走しているの理由のようだ。品不足で白米価も上昇。流通の問題なのかそもそもの在庫が減ったことが原因なのかは不明。
13,000ウォン
(約228.74円)
12,500ウォン
(約219.94円)
6,200ウォン
(約109.09円)
2,900ウォン
(約51.03円)
1,400ウォン
(約24.63円)
8,450ウォン
(約148.68円)
2024年2月2日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。外貨、食糧、燃油がすべて小幅上昇した。1月は、企業の配給と糧穀販売所での販売量が昨年に比べて若干増えたようだ。
13,500ウォン
(約230.23円)
12,800ウォン
(約218.29円)
5,800ウォン
(約98.91円)
2,900ウォン
(約49.46円)
1,270ウォン
(約21.66円)
8,700ウォン
(約148.37円)
2024年1月26日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。市場で取引されているのは野菜や肉がほとんどで「すっかり農産物市場のようになった」と調査者は伝える。中国製の雑貨や工業製品はほぼ姿を消したという。
13,000ウォン
(約226.6円)
12,500ウォン
(約217.88円)
5,700ウォン
(約99.35円)
2,900ウォン
(約50.55円)
1,260ウォン
(約21.96円)
8,500ウォン
(約148.16円)
2024年1月19日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週と大きな変化はない。
13,000ウォン
(約229.45円)
12,000ウォン
(約211.8円)
5,600ウォン
(約98.84円)
3,100ウォン
(約54.72円)
1,260ウォン
(約22.24円)
8,400ウォン
(約148.26円)
2024年1月12日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。1月5日頃に食糧の個人取引を完全遮断すると当局の通達があった。隠れて売る人も減って、金を出してもなかなか買えない状況だという。
13,200ウォン
(約225.53円)
12,500ウォン
(約213.57円)
5,800ウォン
(約99.1円)
3,200ウォン
(約54.67円)
1,270ウォン
(約21.7円)
8,500ウォン
(約145.23円)
2024年1月5日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。1カ月間で白米が15%、トウモロコシが60%も上昇した。国営の「糧穀販売所」では売る量が決まっているため、住民たちは不足分を非正規で買わなければならないが、当局が農村からの搬出を厳格に取り締まっているため価格が上がっている。価格の安いトウモロコシの需要が高い。
13,000ウォン
(約222.54円)
12,000ウォン
(約205.42円)
5,700ウォン
(約97.57円)
3,100ウォン
(約53.07円)
1,260ウォン
(約21.57円)
8,450ウォン
(約144.65円)
2023年12月29日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。年末につき解説は省略する。
13,000ウォン
(約216.7円)
11,500ウォン
(約191.7円)
5,500ウォン
(約91.68円)
3,000ウォン
(約50.0円)
1,280ウォン
(約21.34円)
8,500ウォン
(約141.69円)
2023年12月22日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週から大きな変化はなかった。
13,000ウォン
(約228.64円)
11,000ウォン
(約193.46円)
5,200ウォン
(約91.46円)
2,400ウォン
(約42.21円)
1,260ウォン
(約22.16円)
8,100ウォン
(約142.46円)
2023年12月15日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格が上がり始めた。農村からの食糧流出が変わらず厳しく統制されて品薄なのが理由だと調査者は言う。一方12月上旬の糧穀販売所で白米4700ウォン×4キロ、トウモロコシ2100ウォン×3キロ販売があった(価格は1キロ当たり)。足りない分を業者から買わねばならないが値上がりしている。
13,500ウォン
(約236.18円)
12,000ウォン
(約209.94円)
5,300ウォン
(約92.72円)
2,300ウォン
(約40.24円)
1,240ウォン
(約21.69円)
8,100ウォン
(約141.71円)
2023年12月8日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃油の高値の影響が深刻だ。遠海に出られず漁業は不振、農場から軍への食糧移動は遅延、企業の車両も資金なく簡単に動かせないという。当局は鉄道輸送を奨励している。
13,000ウォン
(約227.0円)
12,000ウォン
(約209.56円)
4,900ウォン
(約85.56円)
1,900ウォン
(約33.18円)
1,225ウォン
(約21.39円)
8,300ウォン
(約144.93円)
2023年12月1日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。糧穀販売所の食糧販売は月2回に分けて行われるが、咸北道では11月の上旬分が遅れて最近やっと販売。1世帯に白米をキロ当たり4800ウォンで2キロ、トウモロコシは1900ウォンで3キロ販売した。
13,500ウォン
(約241.95円)
12,000ウォン
(約215.07円)
5,000ウォン
(約89.61円)
1,900ウォン
(約34.05円)
1,210ウォン
(約21.69円)
8,250ウォン
(約147.86円)
2023年11月24日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週から大きな変化はなかった。
14,000ウォン
(約251.9円)
12,500ウォン
(約224.91円)
5,000ウォン
(約89.96円)
2,100ウォン
(約37.78円)
1,210ウォン
(約21.77円)
8,300ウォン
(約149.34円)
2023年11月17日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。前週から大きな変化はない。軍部隊や国家建設プロジェクト動員者への支援のため豚肉や食糧の供出が強要され住民から不満の声が出ている。
14,800ウォン
(約266.79円)
13,200ウォン
(約237.95円)
5,000ウォン
(約90.13円)
2,100ウォン
(約37.86円)
1,240ウォン
(約22.35円)
8,300ウォン
(約149.62円)
2023年11月10日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。北部の恵山市では中国貿易が11月初めから再開した。行政機関も企業も現金不足が深刻で輸入量は少ないという。外貨レートも食糧価格も下がったが、燃油価格は高値が続いている。理由は現時点では不明。
15,000ウォン
(約277.04円)
14,000ウォン
(約258.57円)
5,100ウォン
(約94.19円)
2,200ウォン
(約40.63円)
1,210ウォン
(約22.35円)
8,200ウォン
(約151.45円)
2023年11月3日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。強力な取り締まりのため外貨の使用と交換が萎縮し、外貨を求める人が激減しているのが、中国元と米ドル下落の理由だと調査者は説明。銀行では1元1050ウォンで交換しているが替える人はほとんどいないという。
14,500ウォン
(約267.44円)
13,500ウォン
(約249円)
5,300ウォン
(約97.76円)
2,400ウォン
(約44.27円)
1,190ウォン
(約21.95円)
8,100ウォン
(約149.4円)
2023年10月27日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国産と黄海道産の白米が貿易会社職員などに配給された。露産小麦粉も市場で出回っており、食糧価格は下落。米ドルと中国元が下落したが理由は不明。
14,000ウォン
(約258.57円)
13,500ウォン
(約249.33円)
5,400ウォン
(約99.73円)
2,400ウォン
(約44.33円)
1,200ウォン
(約22.16円)
8,100ウォン
(約149.6円)
2023年10月20日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。コメとトウモロコシ価格急落の理由は、1.十分な量のジャガイモが職場出勤者に配給されたこと、2. 糧穀販売所で10月下旬分としてトウモロコシが1キロ当たり2400ウォンで、1世帯当たり6キロ販売されたためだという。
14,500ウォン
(約263.55円)
13,500ウォン
(約245.37円)
5,700ウォン
(約103.6円)
2,550ウォン
(約46.35円)
1,235ウォン
(約22.45円)
8,250ウォン
(約149.95円)
2023年10月13日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。トウモロコシの収穫が終わると同時に市場への流通が厳しく統制され、売り惜しみ、買い占めで価格が乱高下している。今回掲載した3000wは10月上旬の「糧穀販売所」の価格。両江道では世帯あたり6日分のトウモロコシが販売された。現在販売は月二回に分けて行われている
14,500ウォン
(約249.33円)
13,500ウォン
(約232.14円)
6,400ウォン
(約110.05円)
※3,000ウォン
(約51.59円)
1,260ウォン
(約21.67円)
8,700ウォン
(約149.6円)
2023年10月6日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。先週は秋夕のため休載した。2週前と大きな変動はない。
14,500ウォン
(約256.96円)
13,500ウォン
(約239.24円)
6,800ウォン
(約120.51円)
3,200ウォン
(約56.71円)
1,300ウォン
(約23.04円)
8,400ウォン
(約148.86円)
2023年9月22日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。収穫作業中の協同農場では、「穀物一粒の流出も許さない」と厳戒警備が敷かれている。そのため市場の流通量増えず、食糧価格の値上がりが続いている。
14,500ウォン
(約246.83円)
13,500ウォン
(約229.81円)
6,800ウォン
(約115.76円)
3,400ウォン
(約57.88円)
1,280ウォン
(約21.79円)
8,700ウォン
(約148.1円)
2023年9月15日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧は域内の流通量が少なく、また18日まで「糧穀販売所」での販売もなく、収穫期なのに上昇続いているとのこと。当局は金正恩氏の訪ロ成果を大宣伝しており、ロから食糧支援があるので期待せよと通達しているという。
14,200ウォン
(約241.27円)
13,500ウォン
(約229.38円)
6,700ウォン
(約113.84円)
3,200ウォン
(約54.37円)
1,280ウォン
(約21.75円)
8,700ウォン
(約147.82円)
2023年9月8日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。理由は不明だが燃油価格の上昇が続く。収穫期に入ったのに期待に反して食糧価格が上がって不安を口にする人が増えているという。
15,000ウォン
(約255.87円)
14,000ウォン
(約238.81円)
6,600ウォン
(約112.58円)
3,100ウォン
(約52.88円)
1,270ウォン
(約21.66円)
8,600ウォン
(約146.7円)
2023年9月1日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。各地で穀物の収穫が終わり脱穀が始まっているが、統制が厳格で食糧流通量が減って価格が下がっていない。道を越えての食糧移動が禁じられている。
14,000ウォン
(約238.05円)
12,000ウォン
(約204.04円)
6,300ウォン
(約107.12円)
3,000ウォン
(約51.01円)
1,270ウォン
(約21.59円)
8,600ウォン
(約146.23円)
2023年8月25日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。白米価格が急騰した。8月初旬に物資と外貨の国家統制を外れた流通を厳禁する布告が出て、人々の間で動揺が広がっているが、8月下半期の「糧穀販売所」での食糧販売が行われず、食糧の売り惜しみが横行していることが値上がりの理由だと調査者は説明した。
14,500ウォン
(約246.85円)
13,000ウォン
(約221.32円)
6,500ウォン
(約110.66円)
2,900ウォン
(約49.37円)
1,250ウォン
(約21.28円)
8,600ウォン
(約146.41円)
2023年8月18日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。北朝鮮政権は8月初旬、国家統制を外れた物資の流通と、個人の外貨使用を厳禁する「布告」を出した。情状が悪質な場合は死刑に処すという厳しい内容だ。住民間で動揺が広がっている。
13,500ウォン
(約233.69円)
12,500ウォン
(約216.38円)
6,000ウォン
(約103.86円)
2,800ウォン
(約48.47円)
1,240ウォン
(約21.47円)
8,400ウォン
(約145.41円)
2023年8月11日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。咸鏡北道では8月に入って国営の「糧穀販売所」で中国産白米が1世帯当たり5キロ販売された。価格は1キロ当たり5000wで羅先から輸入されたものだという。労働者に5日分の配給を、国産のトウモロコシか白米で出した国営企業があった。
14,000ウォン
(約240.87円)
12,500ウォン
(約215.06円)
6,100ウォン
(約104.95円)
2,800ウォン
(約48.17円)
1,270ウォン
(約21.85円)
8,400ウォン
(約144.52円)
2023年8月4日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。諸物価は高値のまま大きな変化ない。統計では中国との貿易が急回復しているが、調査地では、それにともなって仕事や収入が増えたということはないという。軍部隊や国境警備隊の給食が質量とも悪く栄養失調になる者が増えている。
13,500ウォン
(約230.56円)
12,000ウォン
(約204.94円)
5,900ウォン
(約100.76円)
2,900ウォン
(約49.53円)
1,250ウォン
(約21.35円)
8,300ウォン
(約141.75円)
2023年7月28日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。大きな価格変化は見られない。RFAが両江道の一部地域が封鎖されて食糧価格が急騰したと報じたが、我われの調査者は否定している。
13,000ウォン
(約218.31円)
12,000ウォン
(約201.51円)
5,800ウォン
(約97.40円)
2,700ウォン
(約45.34円)
1,240ウォン
(約20.82円)
8,300ウォン
(約139.38円)
2023年7月21日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。市場に1キロ1100wでジャガイモが出回っている。金のない庶民にはありがたいはずだ。皮付き小麦も国内産が出回ってロシア産も値下がりし同じ3700wだと調査者。
13,000ウォン
(約224.54円)
12,000ウォン
(約207.26円)
5,900ウォン
(約101.90円)
2,800ウォン
(約48.36円)
1,250ウォン
(約21.59円)
8,200ウォン
(約141.63円)
2023年7月14日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。主食価格の下落はジャガイモと麦が出回り始めたため。特にトウモロコシの下落は、8月後半の収穫までに在庫を売り切ろうとする業者の動きのためとみられる。ただ、現金収入を失った都市困窮者にはプラスに作用していないと調査者。
13,500ウォン
(約218.68円)
12,000ウォン
(約194.39円)
5,700ウォン
(約92.33円)
2,600ウォン
(約42.12円)
1,240ウォン
(約20.09円)
8,500ウォン
(約137.69円)
2023年7月7日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。困窮者の増加で、国営の工場や職場が労働者を建設工事など現金が得られる現場に派遣するようになった。職場に縛り付けても仕事はほとんどなく、支給する配給も微々たるものだからだ。
13,500ウォン
(約230.63円)
12,000ウォン
(約205円)
5,700ウォン
(約97.38円)
2,700ウォン
(約46.13円)
1,200ウォン
(約20.5円)
8,400ウォン
(約143.5円)
2023年6月30日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。国営の「糧穀販売所」で1世帯当たり中国産の低質のトウモロコシ7キロを2600wで販売があったと両江道の調査者。金がなく購入出来ない人が多いという。
13,900ウォン
(約239.11円)
12,000ウォン
(約206.43円)
5,800ウォン
(約99.77円)
2,900ウォン
(約49.89円)
1,210ウォン
(約20.81円)
8,400ウォン
(約144.5円)
2023年6月23日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。多くの国営企業が困窮に喘ぐ従業員の増加に伴い、建設現場や家畜業など金の稼げる現場に組織的派遣を始めている。企業の収益になる他、従業員にも支給されるため先を争って派遣に出ようとするという。
13,500ウォン
(約225.54円)
11,000ウォン
(約183.78円)
5,800ウォン
(約96.90円)
2,900ウォン
(約48.45円)
1,240ウォン
(約20.72円)
8,600ウォン
(約143.68円)
2023年6月16日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。新ジャガイモが出回り始めてコメとトウモロコシの価格が下がったが貧困層には手が出ないと調査者。餓死、一家心中情報が依然として多数届いている。
13,800ウォン
(約232.91円)
11,000ウォン
(約185.65円)
5,900ウォン
(約99.58円)
3,000ウォン
(約50.63円)
1,270ウォン
(約21.43円)
8,400ウォン
(約141.77円)
2023年6月9日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。国による食糧供給の不足がまだ解消されておらず、北部の地方都市で餓死者の発生が続いている。国営企業では労働者が職場を休んで自力で食糧調達に出ることを許可し始めた。
14,500ウォン
(約246.89円)
13,400ウォン
(約228.16円)
6,400ウォン
(約108.97円
3,400ウォン
(約57.89円)
1,260ウォン
(約21.45円)
8,200ウォン
(約139.62円)
2023年6月2日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。諸価格は前週と大きな変化はなかった。
14,500ウォン
(約241.46円)
12,600ウォン
(約209.82円)
6,400ウォン
(約106.58円)
3,300ウォン
(約54.95円)
1,230ウォン
(約20.48円)
8,400ウォン
(約139.88円)
2023年5月26日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道と平安北道。調査した5都市すべてで餓死者が発生していた。深刻な人道危機が起こっている
14,500ウォン
(約241.93円)
12,600ウォン
(約210.23円)
6,300ウォン
(約105.11円)
3,300ウォン
(約55.06円)
1,230ウォン
(約20.52円)
8,400ウォン
(約140.15円)
2023年5月19日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。平壌や南浦の事情は不明だが、地方の食糧事情の悪化が続いている。市場価格も上しているが、国営の糧穀販売所の公定価格も上昇していた。4月に恵山市では白米が4800w、トウモロコシ2600w、 5月下旬に会寧市は困難世帯に限り白米2キロを5200Wで販売した。トウモロコシの販売はなかったという。年初は両地域とも各々4400w、2400wだった。いずれも1キロの価格。
14,500ウォン
(約238.46円)
12,000ウォン
(約197.34円)
6,200ウォン
(約101.96円)
3,200ウォン
(約52.62円)
1,230ウォン
(約20.23円)
8,400ウォン
(約138.14円)
2023年5月12日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。5月に入り国家保有食糧在庫がわずかになり、国営の販売所や企業の配給が滞っている。食べられず出勤できない労働者が各職場で増加しているという。保管してある軍糧米の一部を放出したという情報もある。市場価格も上昇した。食糧動向に要注目だ。
15,500ウォン
(約251.7円)
13,500ウォン
(約219.22円)
6,200ウォン
(約100.68円)
3,300ウォン
(約53.59円)
1,240ウォン
(約20.14円)
8,300ウォン
(約134.78円)
2023年5月5日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。この2年程、出勤している労働者本人分に限り企業が5-10日分程度の食糧配給を出していたが、4月はそれを確保できず配給食糧の代わりに現金を支給する企業が多かったという。両江道のある企業は従業員に1万5000wを現金支給した。皮肉なことに、それは既定の給料の数倍になる。
15,000ウォン
(約241.02円)
13,000ウォン
(約208.88円)
6,100ウォン
(約98.01円)
3,200ウォン
(約51.42円)
1,230ウォン
(約19.76円)
8,400ウォン
(約134.97円)
2023年4月28日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。農村動員が始まり、市場は17-19時、または18-20時の間だけ運営している。「市場での米、トウモロコシの販売はごく少量なら目をつぶってもらえる」と調査者。食糧商人たちは自宅で取引している。
14,500ウォン
(約238.01円)
12,500ウォン
(約205.18円)
5,800ウォン
(約95.2円)
2,900ウォン
(約47.6円)
1,230ウォン
(約20.19円)
8,300ウォン
(約136.24円)
2023年4月21日
解説

調査地は両江道と咸鏡北道。「南浦から入った穀物が配給され、糧穀販売所で売られている」と調査者。食糧価格が少し下がった理由か。3月の中国貿易統計では、中国からコメと小麦粉が計10万トン以上も輸入されている。それが地方にも回っている可能性がある。

14,000ウォン
(約231.95円)
12,500ウォン
(約207.1円)
5,800ウォン
(約96.09円)
2,800ウォン
(約46.39円)
1,180ウォン
(約19.55円)
8,100ウォン
(約134.2円)
2023年4月14日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。市場での食糧の陳列販売禁止は続いている。金日成生誕日(4/15)の特別配給は、多くの職場から労働者にトウモロコシ5-7キロ程度があったくらいだという。「住民には洗濯石鹸と歯ブラシ程度」だったと複数の調査者。
14,500ウォン
(約231.42円)
12,500ウォン
(約199.5円)
5,900ウォン
(約94.17円)
2,900ウォン
(約46.28円)
1,210ウォン
(約19.31円)
8,300ウォン
(約132.47円)
2023年4月7日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。食糧、燃油、外貨のどれもが小幅の下落傾向が続いている。中国の貿易が回復しつつあることが原因か。
14,000ウォン
(約227.63円)
12,000ウォン
(約195.11円)
5,700ウォン
(約92.68円)
2,900ウォン
(約47.15円)
1,180ウォン
(約19.19円)
8,100ウォン
(約131.7円)
2023年3月31日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。春窮期に入ったが中国から大量の食糧が入ってくるらしいという期待感が拡散し、コメとトウモロコシ価格は安定傾向続く。ただ都市住民に現金がないのは変わらず、窮乏生活が続いている。
14,500ウォン
(約234.97円)
12,500ウォン
(約202.56円)
5,900ウォン
(約95.61円)
3,100ウォン
(約50.24円)
1,190ウォン
(約19.28円)
8,200ウォン
(約132.88円)
2023年3月24日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。市場では食糧の陳列販売は禁止されたまま。困窮から老人に食事を与えず死なせたり、乳幼児を捨てる事件がしばしば発生して当局が家庭調査を強化していると調査者。
14,800ウォン
(約234.63円)
12,500ウォン
(約198.17円)
6,000ウォン
(約95.12円)
3,000ウォン
(約47.56円)
1,200ウォン
(約19.02円)
8,200ウォン
(約130円)
2023年3月17日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。前週から大きな変化はない。
15,000ウォン
(約239.46円)
13,000ウォン
(約207.53円)
6,200ウォン
(約98.98円)
3,100ウォン
(約49.49円)
1,200ウォン
(約19.16円)
8,300ウォン
(約132.5円)
2023年3月10日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。中国産のトウモロコシが職場の配給として支給された。量は職場によって異なるが、1人5キロ程度だと調査者。
15,000ウォン
(約247.1円)
12,500ウォン
(約205.92円)
6,000ウォン
(約98.84円)
3,100ウォン
(約51.07円)
1,200ウォン
(約19.77円)
8,300ウォン
(約136.73円)
2023年3月3日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。市場の売り場での白米とトウモロコシの販売が禁じられ、豆やイモなど非糧穀だけが売られている。商人たちは自宅で販売を続けている。3月内に中国から大量の食糧支援があるという情報が各地で流れている。
15,000ウォン
(約243.43円)
12,800ウォン
(約207.73円)
6,400ウォン
(約103.86円)
3,600ウォン
(約58.42円)
1,230ウォン
(約19.96円)
8,400ウォン
(約136.32円)
2023年2月24日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道、平安北道。また食糧価格が上昇し始めた。困窮する都市住民が当局や幹部に直接に支援を訴える事例が各地から報告されているが、食糧在庫が乏しく叶わないケースが大半のようだ。まもなく春窮期になるため住民に不安が増している。
15,000ウォン
(約240.54円)
13,000ウォン
(約208.46円)
6,300ウォン
(約101.03円)
3,400ウォン
(約54.52円)
1,220ウォン
(約19.56円)
8,400ウォン
(約134.7円)
2023年2月17日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。燃油の高騰の理由は国際価格と米ドルの上昇が主原因だが、流通の国家統制が厳格になって、市場に出回る量が激減していることも一因だと調査者。
14,000ウォン
(約228.82円)
13,000ウォン
(約212.48円)
5,850ウォン
(約95.61円)
3,250ウォン
(約53.12円)
1,140ウォン
(約18.63円)
8,250ウォン
(約134.84円)
2023年2月10日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃油価の高騰が止まりない。1年前に比べガソリンは30%強、軽油は80%強も値上がり。当局の物資輸送に大きな負担になっている。肥料や石炭の長距離輸送に鉄道を使えと度々指示出すが、駅で荷下しした後の輸送が問題になっている。
15,000ウォン
(約237.13円)
14,000ウォン
(約221.32円)
5,800ウォン
(約91.69円)
3,200ウォン
(約50.59円)
1,150ウォン
(約18.18円)
8,300ウォン
(約131.21円)
2023年2月3日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。先週から大きな変動はなかった。
14,800ウォン
(約234.92円)
14,000ウォン
(約222.22円)
5,600ウォン
(約88.89円)
3,200ウォン
(約50.79円)
1,130ウォン
(約17.94円)
8,100ウォン
(約128.57円)
2023年1月27日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。両江道の場合1月は糧穀販売所で1人5キロ基準だが、3人家族の場合9キロのトウモロコシを販売した。価格は1キロ2400ウォンと値上がりしたが、市場より安く住民は歓迎するが不足分を市場で買うとのこと。燃油の高値が続く。
14,500ウォン
(約229.61円)
13,500ウォン
(約213.78円)
5,400ウォン
(約85.51円)
3,300ウォン
(約52.26円)
1,150ウォン
(約18.21円)
8,200ウォン
(約129.85円)
2023年1月20日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。寒波襲来で住民たちには暖房費が重くのしかかる。石炭は1トンあたり130中国元、薪は小分けした5束が1400ウォン。買えない人は他人と同居することも普通にあるという。
14,500ウォン
(約230.71円)
13,000ウォン
(約206.84円)
5,500ウォン
(約87.51円)
3,300ウォン
(約52.51円)
1,150ウォン
(約18.30円)
8,100ウォン
(約128.88円)
2023年1月13日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃油価格の上昇が止まらない。公的機関でも車両を動かすのに支障出ている。厳寒期なのに石炭を運搬できず病院などで暖房が止まっている。
14,000ウォン
(約222.31円)
12,500ウォン
(約198.49円)
5,500ウォン
(約87.33円)
3,450ウォン
(約54.78円)
1,190ウォン
(約18.90円)
8,100ウォン
(約128.62円)
2023年1月6日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。昨年末からトウモロコシの高騰が続く。「農業生産不振に加え国営の『糧穀販売所』での販売量が不安定なため、住民たちが安価なトウモロコシの買いだめに走っているため」と調査者。中国元がこの一年間の最高値を記録。
13,000ウォン
(約215.59円)
12,000ウォン
(約199.01円)
5,600ウォン
(約92.87円)
3,400ウォン
(約56.39円)
1,200ウォン
(約19.9円)
8,100ウォン
(約134.33円)
2022年12月29日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。食糧価格が値下がり気味だったが、年末にトウモロコシが3000ウォンに急騰している。
13,500ウォン
(約220.03円)
13,000ウォン
(約211.88円)
5,900ウォン
(約96.16円)
2,700ウォン
(約44.0円)
1,120ウォン
(約18.25円)
8,200ウォン
(約133.65円)
2022年12月23日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。12月20日までに「糧穀販売所」で世帯ごとに10日分の食糧販売があったという。そのためか市場価格は少し低下。中国のコロナ感染爆発の影響で国境地帯の統制が厳しくなっている。
12,500ウォン
(約199.82円)
11,700ウォン
(約187.03円)
5,900ウォン
(約94.31円)
2,800ウォン
(約44.76円)
1,080ウォン
(約17.26円)
8,300ウォン
(約132.68円)
2022年12月16日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。両地域とも国営の「糧穀販売所」(食糧販売所)では、白米4200ウォン、トウモロコシ220ウォンで売られていた(1キロ当たり)。販売は世帯ごとに11月分として一人当たり7日分と決められていた。不足分を市場で購入するという。
11,900ウォン
(約194.41円)
11,000ウォン
(約179.71円)
6,100ウォン
(約99.66円)
2,900ウォン
(約47.38円)
1,080ウォン
(約17.64円)
8,400ウォン
(約137.23円)
2022年12月9日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。急騰していた中国元は少し下落。食糧流通に対する国家統制が強まっている。市場での売買は来年から困難になるとの見方が強い。金正恩政権は食糧国家専売制への移行を目論んでいる。
12,000ウォン
(約194.69円)
11,700ウォン
(約189.82円)
6,100ウォン
(約98.97円)
2,900ウォン
(約47.05円)
1,040ウォン
(約16.87円)
8,400ウォン
(約136.28円)
2022年12月2日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。中国元の上昇が止まらない。両替商は「外貨持っている人がおらず取引がなかなか成立しない」と述べたとのこと。現金枯渇した暖房用の薪や石炭を買えない都市住民が多いと調査者。
12,000ウォン
(約194.17円)
11,000ウォン
(約177.99円)
6,100ウォン
(約98.7円)
2,900ウォン
(約46.92円)
1,150ウォン
(約18.6円)
8,300ウォン
(約134.3円)
2022年11月25日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。中国元の急騰の理由は、貿易会社、新興富裕層に手持ちの元がほぼ底をついてしまったためとのこと。平壌や新義州で元を求めているが取引がなかなか成立しない状態だという。
12,500ウォン
(約209.4円)
12,000ウォン
(約201.11円)
6,100ウォン
(約102.23円)
2,900ウォン
(約48.6)
950ウォン
(約15.92円)
8,300ウォン
(約139.1円)
2022年11月18日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。中国元の交換レートが約17%も急騰した。「一時1元が1000ウォンを超えた」と調査者。米ドルは大きな変化なく、なぜ中国元だけが上昇したのかは不明で調査中だ。
12,500ウォン
(約216.51円)
11,500ウォン
(約199.19円)
6,000ウォン
(約103.93円)
3,000ウォン
(約51.96円)
945ウォン
(約16.37円)
8,100ウォン
(約140.3円)
2022年11月11日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格の下落は、国営の食糧販売所で当局が安値で販売していることの影響だという。市場の食糧商人たちの中には価格競争に勝てず撤退する者もいるという。また市場で販売される穀物の出所を当局が厳しくチェックするため品薄だという。
11,000ウォン
(約194.49円)
10,500ウォン
(約185.65円)
5,700ウォン
(約100.78円)
2,600ウォン
(約45.97円)
810ウォン
(約14.32円)
8,000ウォン
(約141.45円)
2022年11月4日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。主食の価格が少しずつ下がってきた。最高値だった8月初め頃と比べると白米は約20%、トウモロコシは約15%の下落。収穫物が市場に流入したためだろうが、なんらかの政策が影響したのかは不明。燃油価格も小幅下落が続いている。
12,300ウォン
(約223.98円)
11,000ウォン
(約200.31円)
5,700ウォン
(約103.80円)
2,700ウォン
(約49.17円)
820ウォン
(約14.93円)
8,100ウォン
(約147.5円)
2022年10月28日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格は若干の下落。中国との近接地域では小規模だが密輸再開の動きが見られる。コロナを口実にした国境警備は厳戒続いているが、経済苦境で軍や警察の一部が賄賂を受けて密輸を黙認する動きが出ているという。
12,500ウォン
(約226.15円)
11,000ウォン
(約199.01円)
5,900ウォン
(約106.74円)
2,900ウォン
(約52.47円)
835ウォン
(約15.11円)
8,150ウォン
(約147.45円)
2022年10月21日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。国際為替市場の相場が反映しているのか、中国元が少しずつ値を下げている。燃油も7月に比べて20%安だ。各地の農村からは昨年より収穫減との報告。
12,000ウォン
(約218.67円)
11,500ウォン
(約209.56円)
6,000ウォン
(約109.33円)
2,900ウォン
(約52.84円)
830ウォン
(約15.12円)
8,100ウォン
(約147.6円)
2022年10月14日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。収穫期に入り農村からトウモロコシが都市の市場に搬入され始めて価格が少し下がった。ただ穀物の移動統制が厳しく量は少ないという。穀物価格が高騰するという噂が多く、商売人たちの売り惜しみ傾向が強いという。
12,700ウォン
(約229.07円)
12,000ウォン
(約216.44円)
6,050ウォン
(約109.12円)
2,950ウォン
(約53.21円)
860ウォン
(約15.51円)
8,150ウォン
(約147円)
2022年10月7日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。収穫期に入っても食糧価格が下がらないのは、農村からの作物流出を当局が厳格に統制しているためだと見られる。確認できた咸鏡北道のふたつの農場では武装した軍部隊が駐屯して人の出入りと盗難を厳しくチェックしていた。
12,800ウォン
(約226.58円)
12,400ウォン
(約219.5円)
6,200ウォン
(約109.75円)
3,100ウォン
(約54.87円)
860ウォン
(約15.22円)
8,200ウォン
(約145.15円)
2022年9月30日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。米ドルがこの2年間の最高値を記録。世界的ドル高の影響か。コロナが落ち着き2地域でも中国との貿易再開への期待が高まっている。貿易会社が輸出用の薬草材料の買い入れを始めた。ただ当面は新義州経由の輸出になりそうだとのこと。
12,750ウォン
(約216.98円)
12,250ウォン
(約208.47円)
6,050ウォン
(約102.96円)
3,150ウォン
(約53.61円)
875ウォン
(約14.89円)
8,500ウォン
(約144.65円)
2022年9月23日
解説

調査地は咸鏡北道と両江道。白米の価格だけが約8%の急落。原因は調査中だ。都市住民が大挙農村に動員され収穫作業をさせられている。
13,000ウォン
(約231.47円)
12,700ウォン
(約226.11円)
5,850ウォン
(約104.16円)
3,100ウォン
(約55.20円)
880ウォン
(約15.67円)
8,000ウォン
(約142.44円)
2022年9月16日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。闇の外貨両替は顧客少なく絶不調だが米ドルが上昇。トウモロコシの収穫が始まり農場から流出しないよう農村を当局が封鎖し人の出入りを厳しく統制している。都市部で困窮して家族全員が姿消す事例が増えていると調査者。
13,000ウォン
(約232.57円)
12,250ウォン
(約219.15円)
6,350ウォン
(約113.60円)
3,150ウォン
(約56.35円)
860ウォン
(約15.39円)
8,000ウォン
(約143.12円)
2022年9月9日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。米ドルの急騰は世界的なドル高の影響名なのだろうが8月よりも安い。調査者によれば「住民の外貨が保有が減って、外貨の闇取引は極めて低調」とのこと。不振は市場も同様で、売り場を放棄する商人が後を絶たないという。都市住民の困窮がひどい。
13,000ウォン
(約245.75円)
12,000ウォン
(約226.85円)
6,300ウォン
(約119.09円)
3,000ウォン
(約56.71円)
860ウォン
(約16.26円)
7,600ウォン
(約143.67円)
2022年9月2日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。1カ月前をピークに、対米ドル、対中国元で少しずつウォン高傾向に。世界市場とは逆の動きだが理由は不明。都市部住民の困窮がさらに進んでいる。保有現金が枯渇のため。
13,500ウォン
(約270.25円)
12,800ウォン
(約256.24円)
6,200ウォン
(約124.12円)
3,100ウォン
(約62.06円)
820ウォン
(約16.42円)
7,000ウォン
(約140.13円)
2022年8月27日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格に強力介入して抑制する動きが続いている。他の品目では当局が工場や貿易会社に対し、個人への卸売り行為を厳禁し、国営商店とのみ取引するよう誘導している。個人商売の萎縮が続いている。
14,000ウォン
(約267.63円)
13,500ウォン
(約258.08円)
6,400ウォン
(約122.35円)
3,100ウォン
(約59.26円)
840ウォン
(約16.06円)
7,200ウォン
(約137.64円)
2022年8月19日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。8月に入り咸北道の農村の食糧事情が極度に悪化、一部農場に中国産の白米とトウモロコシが緊急配布された。全国で実施されたかは不明だ。7月以降中国から大量の食糧支援があったという情報があった。そのためか主食の市場価格が下がっている。
14,050ウォン
(約264.68円)
12,950ウォン
(約243.96円)
6,550ウォン
(約123.39円)
3,150ウォン
(約59.34円)
845ウォン
(約15.92円)
7,250ウォン
(約136.58円)
2022年8月12日
解説
調査地は咸鏡北道。全判的に若干の下落。
※訂正します。 1USDの数値が6650wとなっていましたが、これは7650Wの誤りでした。単純な入力ミスでした。
14,700ウォン
(約256.13円)
14,200ウォン
(約247.41円)
6,400ウォン
(約111.51円)
3,100ウォン
(約54.01円)
840ウォン
(約14.64円)
7,650ウォン
(約133.29円)
2022年8月5日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。丹東―新義州間の鉄道貿易が間もなく再開されるという情報が北国内でも広く流れている。1中国元の交換レートが昨年5月以来の900wに。白米価格の上昇は中国米が流通しない限り11月まで続くとの予測も。
14,800ウォン
(約249.63円)
14,200ウォン
(約239.51円)
7,100ウォン
(約119.76円)
3,200ウォン
(約53.97円)
900ウォン
(約15.18円)
7,900ウォン
(約133.25円)
2022年7月29日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国元、米ドルの急騰の理由は、中国との貿易再開を前にして貿易商社が外貨買いに走っているためとのこと。秋の収穫まで食糧の供給見込みなく価格が上がり続けていると調査者。
15,000ウォン
(約253.03円)
14,500ウォン
(約244.59円)
6,800ウォン
(約114.70円)
3,400ウォン
(約57.35円)
880ウォン
(約14.84円)
7,900ウォン
(約133.26円)
2022年7月22日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧の継続した高騰で庶民から悲鳴が上がっている。3か月前の4/22と比べて白米もトウモロコシも約25%上昇。またガソリンも約24%、軽油は60%も高騰しているが、国際油価と米ドルの上昇の影響だろう。恵山市、茂山郡で発熱者が再び増加している。
15,000ウォン
(約269.94円)
14,000ウォン
(約251.95円)
6,850ウォン
(約123.27円)
3,350ウォン
(約60.29円)
850ウォン
(約15.30円)
7,650ウォン
(約137.67円)
2022年7月15日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。真偽不明だが南浦港に中国の支援食糧が大量に入ったという情報が流れているが、まだ北部地域には流通していない。防疫体制が再び厳しくなり、コロナの変異種が発生したのではなかとのうわさが拡散している。
14,500ウォン
(約279.77円)
13,700ウォン
(約264.33円)
6,500ウォン
(約125.41円)
3,200ウォン
(約61.74円)
860ウォン
(約16.59円)
7,200ウォン
(約138.92円)
2022年7月8日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。一般住民の生活は極めて苦しくなっている。「1日2食以下が平均」と調査者たち。一方、韓米中と国連から大量の食糧支援が入るらしいという噂が広く流れ、当局は打ち消しに必死だと。
13,900ウォン
(約258.01円)
13,000ウォン
(約241.30円)
6,300ウォン
(約116.94円)
3,100ウォン
(約57.54円)
840ウォン
(約15.59円)
7,300ウォン
(約135.5円)
2022年7月1日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。住民の生活難が深刻する中、当局が市場の食糧価格に強く干渉して高値販売する商人を取り締まっている。コロナ防疫のために規制していた都市間の移動は、物流車両に限って往来が緩和された。
13,800ウォン
(約256.26円)
12,500ウォン
(約232.12円)
6,200ウォン
(約115.13円)
3,100ウォン
(約57.57円)
850ウォン
(約15.78円)
7,300ウォン
(約135.56円)
2022年6月24日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。市場は朝5時から19時まで開場しているが、地域間の移動と流通がまだ止まっているため商品が少ない上、人々に購買力がなくて閑散としていると調査者。
13,600ウォン
(約243.15円)
11,000ウォン
(約196.67円)
6,600ウォン
(約118.0円)
2,800ウォン
(約50.06円)
845ウォン
(約15.11円)
7,520ウォン
(約134.45円)
2022年6月17日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。恵山市は都市封鎖が12日に解除、市場が再開されたが食品以外の取引は極めて少ないという。「住民たちに現金がないから」と調査者。他地域も同様だという。
13,700ウォン
(約243.36円)
11,200ウォン
(約198.95円)
6,700ウォン
(約119.01円)
2,900ウォン
(約51.51円)
840ウォン
(約14.92円)
7,600ウォン
(約135円)
2022年6月10日
解説
調査地は咸鏡北道。コロナ禍でほとんどの商取引が中断している中、電話で業者に聞いた。食糧以外は「今もし取引するならの相場」である。国際的な米ドル上昇の影響で外貨交換レートは急騰。燃料油は個人業者の在庫はほぼ枯渇しているという。5月後半に政府による15日分の臨時の食糧配布があり白米とトウモロコシは安定。
14,500ウォン
(約257.13円)
11,500ウォン
(約203.93円)
5,400ウォン
(約95.76円)
2,700ウォン
(約47.88円)
815ウォン
(約14.45円)
7,500ウォン
(約133円)
2022年5月27日
解説
調査地は両江道。コロナで都市封鎖され市場も閉鎖されている中、業者に電話で問い合わせた価格。取引が行われているかも不明で、参考情報と考えててほしい。恵山市では25日に15日分のトウモロコシが住民に緊急に配給として配布された。
13,000ウォン
(約246.42円)
11,000ウォン
(約208.51円)
5,700ウォン
(約108.04円)
2,900ウォン
(約54.97円)
850ウォン
(約16.11円)
6,700ウォン
(約127円)
2022年5月20日
解説
調査地は咸鏡北道。コロナ拡散で統制が厳しくなり、調査に支障が出て不明な項目が多い。また市場が閉鎖されている所が多く、商人たちに電話で尋ねた。食糧価格が上昇している。
※日本円表記は、5月6日のレートで計算しました。
5,800ウォン
(約106.89円)
2,900ウォン
(約53.44円)
2022年5月6日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃料油の高値が続く。車両の部品、付属品が中国からはいって来ず不足が深刻で、「駐車中の車からのタイヤや部品の盗みが横行している」と調査者。
11,700ウォン
(約231.48円)
8,600ウォン
(約170.12円)
5,200ウォン
(約102.86円)
2,700ウォン
(約53.41円)
840ウォン
(約16.62円)
6,600ウォン
(約130.56円)
2022年4月29日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。白米価格が上昇。農村からの食糧搬出が厳しく取り締まりられ、都市部で食糧不足が生じるのではという不安心理が原因だと調査者。市場の中国産米の比率は30%程度だと。ガソリン価格も上昇している。
12,100ウォン
(約234.32円)
8,200ウォン
(約158.80円)
5,600ウォン
(約108.45円)
2,600ウォン
(約50.35円)
830ウォン
(約16.07円)
6,700ウォン
(約129.75円)
2022年4月22日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。先週と大きな変化はない。国産の洗顔石鹸5200、洗濯石鹸3700、歯磨き粉1800、歯ブラシ800で売られているが、質はよくないと調査者。
11,500ウォン
(約226.66円)
8,500ウォン
(約167.53円)
5,200ウォン
(約102.49円)
2,600ウォン
(約51.24円)
820ウォン
(約16.16円)
6,500ウォン
(約128.11円)
2022年4月15日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。太陽節のためか値動きは少ない。
11,500ウォン
(約227.20円)
8,600ウォン
(約169.90円)
5,100ウォン
(約100.76円)
2,500ウォン
(約49.39円)
820ウォン
(約16.20円)
6,400ウォン
(約126.44円)
2022年4月11日
解説
調査地は咸鏡北道。食糧、燃油ともに先週と大差はない。
11,500ウォン
(約220.22円)
8,500ウォン
(約162.77円)
5,200ウォン
(約99.58円)
2,400ウォン
(約45.96円)
810ウォン
(約15.51円)
6,500ウォン
(約124.47円)
2022年4月1日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。中国元、米ドルが下落し、その影響で燃油価格も下落。ウクライナ危機で世界的に米ドル高騰しているのに逆を行く北朝鮮の市場。理由は不明。
11,650ウォン
(約226.36円)
8,850ウォン
(約171.96円)
5,050ウォン
(約98.12円)
2,500ウォン
(約48.58円)
785ウォン
(約15.25円)
6,300ウォン
(約122.41円)
2022年3月25日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。軽油がさらに上昇。燃油高騰で営農物資運搬に支障出て協同農場から悲鳴が上がっている。吉林省でコロナが拡散し国境地帯は非常事態。
11,800ウォン
(約211.06円)
9,000ウォン
(約160.98円)
5,300ウォン
(約94.80円)
2,600ウォン
(約46.51円)
830ウォン
(約14.85円)
6,800ウォン
(約121.63円)
2022年3月18日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。
12,000ウォン
(約209.84円)
8,700ウォン
(約152.13円)
5,300ウォン
(約92.68円)
2,600ウォン
(約45.47円)
840ウォン
(約14.69円)
6,800ウォン
(約118.91円)
2022年3月11日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。ガソリン、軽油の上昇が止まらない。これから農繁期に入り需要が高まるので当局にとっては打撃だろう。今後ロシアに対する経済制裁の影響で、中国からの輸入品の価格上昇が予想される。
12,200ウォン
(約212.59円)
8,200ウォン
(約142.89円)
5,200ウォン
(約90.61円)
2,600ウォン
(約45.31円)
840ウォン
(約14.64円)
6,700ウォン
(約116.75円)
2022年3月4日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。米ドルが小幅の上昇、燃料価格の高騰も収まらない。ウクライナ事態の影響が出ているのかは不明。4日時点で住民たちはロシアの侵攻を知らなかった。
12,000ウォン
(約203.75円)
8,100ウォン
(約137.53円)
5,000ウォン
(約84.90円)
2,400ウォン
(約40.75円)
820ウォン
(約13.92円)
6,800ウォン
(約115.46円)
2022年2月28日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。3月2日に中国吉林省で北朝鮮に隣接する琿春市でコロナ新規感染が8名出た。経済特区羅先の対岸。貿易再開に影響が出るかもしれない。
11,500ウォン
(約198.25円)
7,800ウォン
(約134.46円)
5,200ウォン
(約89.64円)
2,500ウォン
(約43.10円)
830ウォン
(約14.31円)
6,700ウォン
(約115.5円)
2022年2月18日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃油の高値が続く。1月初旬と比べるとガソリンは50%以上、軽油は70%以上も上昇。外貨レートの急落と軌を一にしているが、国際油価の高騰も関係しているかもしれない。
11,500ウォン
(約199.11円)
7,700ウォン
(約133.32円)
5,100ウォン
(約88.30円)
2,400ウォン
(約41.55円)
825ウォン
(約14.28円)
6,650ウォン
(約115.14円)
2022年2月11日
説明
調査地は咸鏡北道。中国元、米ドルの上昇が止まった。食糧価格は若干の下落も、燃料価格は上昇続く。2月16日の金正日生誕記念日には食糧と食用油、歯ブラシなどが小量無償配給される見込みだという。
11,000ウォン
(約199.38円)
7,200ウォン
(約130.5円)
4,900ウォン
(約88.81円)
2,500ウォン
(約45.31円)
810ウォン
(約14.68円)
6,400ウォン
(約116円)
2022年2月3日
解説
調査地は咸鏡北道。旧正月期間のためか値動きは小さい。
10,200ウォン
(約179.74円)
7,000ウォン
(約123.35円)
5,100ウォン
(約89.87円)
2,600ウォン
(約45.82円)
840ウォン
(約14.80円)
6,500ウォン
(約114.54円)
2022年1月28日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国との鉄道貿易再開をきっかけにした外貨交換レートの値上がりは続き、中国元、米ドル売りに応じない両替商が続出。食糧や燃料油の価格も上がり、市場は突然不安定になった。当局は外貨使用の取り締まりを強化して「ウォン防衛」に動いているが、朝鮮ウォンに対する不信が広がっている。
10,000ウォン
(約174.91円)
7,000ウォン
(約122.44円)
5,000ウォン
(約87.45円)
2,600ウォン
(約45.48円)
860ウォン
(約15.04円)
6,600ウォン
(約115.44円)
2022年1月21日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。17日に鉄道による貿易が再開した影響か、中国元と米ドルが小幅の上昇。市場では化学調味料1キロが20万ウォンから17万ウォンに下落するなど、貿易拡大への期待から中国産品が値下がりしている。
7,700ウォン
(約175.33円)
5,000ウォン
(約113.85円)
4,800ウォン
(約109.30円)
2,500ウォン
(約56.93円)
660ウォン
(約15.03円)
5,000ウォン
(約113.85円)
2022年1月14日
解説
調査地は平安北道、両江道、咸鏡北道。物価は安定。厳寒の中、異例にも企業所を通じて労働者に石炭の配給が出た。
7700ウォン
(約184.61円)
4600ウォン
(約110.28円)
4700ウォン
(約112.68円)
2500ウォン
(約59.94円)
640ウォン
(約15.34円)
4750ウォン
(約113.88円)
2022年1月8日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。昨年11月中旬以来、食糧価格と外貨実勢レートの安定が続いている。国営の食糧販売所での販売はまだ不安定だが、コメ4200ウォン、トウモロコシ2200ウォンで購入でき、価格の安定に寄与していると思われる。
7,550ウォン
(約185.62円)
4,500ウォン
(約110.63円)
4,750ウォン
(約116.78円)
2,500ウォン
(約61.46円)
635ウォン
(約15.61円)
4,700ウォン
(約115.55円)
2021年12月30日 7,550ウォン
(約190.96円)
4,550ウォン
(約115.08円)
4,700ウォン
(約118.87円)
2,550ウォン
(約64.5円)
635ウォン
(約16.06円)
4,550ウォン
(約115.08円)
2021年12月24日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。諸物価は安定。金正日追悼特別警戒期間が来年1月初めまで続くことになり情報が少ない。国営の食糧販売所が品不足と調査者。
7,400ウォン
(約176.34円)
4,600ウォン
(約109.61円)
4,700ウォン
(約112.0円)
2,700ウォン
(約64.34円)
630ウォン
(約15.01円)
4,800ウォン
(約114.38円)
2021年12月18日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。金正日追悼行事で警戒厳しく情報入手が遅れた。諸物価は安定。若干だが中国産品が市場で売られ始めた。「南浦から入って来たもの」だと調査者。
7,600ウォン
(約179.8円)
4,600ウォン
(約108.83円)
4,700ウォン
(約111.19円)
2,600ウォン
(約61.51円)
630ウォン
(約14.95円)
4,800ウォン
(約113.56円)
2021年12月10日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。総じて物価上昇。密告報奨金を出して非・反社会主義行為の取り締まりをさらに厳しくしている。
7,700ウォン
(約186.08円)
4,600ウォン
(約111.16円)
4,800ウォン
(約116.0円)
2,600ウォン
(約62.83円)
620ウォン
(約14.98円)
4,700ウォン
(約113.58円)
2021年12月3日
解説
調査地は平安北道と咸鏡北道、両江道。諸物価は安定的。食糧販売所では中国元の使用が可能になった。生活苦に喘ぐ世帯に無償でトウモロコシが配られたが対象が少なく不評だと調査者。
7,450ウォン
(約181.36円)
4,350ウォン
(約105.9円)
4,450ウォン
(約108.33円)
2,450ウォン
(約59.64円)
605ウォン
(約14.73円)
4,650ウォン
(約113.2円)
2021年11月26日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。大きい変動はない。南浦から輸入された中国産品が地方の市場にも出回り始め、暴騰していた食用油や砂糖の価格が下がった。例えば大豆油は国産33000ウォン、中国産35000ウォン(いずれも1キロ)。コロナ以前は売られていたバナナやパイナップルは昨年来姿を消したままだ。
7,600ウォン
(約188.34円)
4,600ウォン
(約114.0円)
4,500ウォン
(約111.52円)
2,500ウォン
(約61.95円)
600ウォン
(約14.87円)
4,630ウォン
(約114.74円)
2021年11月18日
解説
※米ドルの実勢交換レートが間違っていました。計算間違いのためでした。1USDは4900ウォンでした。訂正します。
調査地は咸鏡北道と両江道。先週から大きな変化はない。食糧への不安心理から買占めの動きが出ており、当局が取り締まりを強めている。臨時金券「トンピョ」の市場での流通が少し増えたと調査者。
6,960ウォン
(約113.33円)
5,100ウォン
(約83.04円)
4,400ウォン
(約71.64円)
2,200ウォン
(約35.82円)
580ウォン
(約9.44円)
4,900ウォン
(約113.98円)
2021年11月12日
解説
※米ドルの実勢交換レートが間違っていました。計算間違いのためでした。1USDは4800ウォンでした。訂正します。
調査地は咸鏡北道と両江道。食糧価格の下落は当局が買占めと大量売買を厳しく取り締まっている影響か。軍人の飢えが酷いという報告が多い。まだ農場からの軍糧米搬出は終わっておらず一年で兵士がもっとも餓える時期だと。金券「トンピョ」は受け取り拒否が横行して市場でもあまり使われていないと調査者。
7,300ウォン
(約122.632円)
3,700ウォン
(約62.15円)
4,400ウォン
(約73.91円)
1,900ウォン
(約31.92円)
610ウォン
(約10.25円)
4,800ウォン
(約114.23円)
2021年11月5日
解説
※米ドルの実勢交換レートが間違っていました。計算間違いのためでした。1USDは5200ウォンでした。訂正します。
調査地は両江道と咸鏡北道。両地域とも高騰していた燃料が国際油価の上昇とは逆の急落。理由は不明だ。
7,350ウォン
(約119.42円)
3,550ウォン
(約57.68円)
4,400ウォン
(約71.49円)
2,050ウォン
(約33.31円)
610ウォン
(約9.91円)
5,200ウォン
(約113.73円)
2021年10月29日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。白米とトウモロコシ価格が下落したのは、国営の食糧販売所で安く販売されるらしいという噂が流れているためだと複数の調査者。近隣農村から今秋の収穫物が流入したのではなく、企業が南方から仕入れたものが市場で売られているという。
11,250ウォン
(約250.85円)
9,200ウォン
(約205.14円)
4,200ウォン
(約93.65円)
2,300ウォン
(約51.29円)
610ウォン
(約13.60円)
5,100ウォン
(約113.72円)
2021年10月22日
解説
調査地は平安北道と咸鏡北道、両江道。収穫されたトウモロコシが少しずつ市場に流入しているのか下落傾向続く。国営の「食糧販売所」での穀物販売は相変わらず不安定だとのこと。

<お断り>円建ての計算を、中国元のレートをもとにしてきましたが、北朝鮮国内の元-ドル相場が異常な数値が続いているため、ドルレート基準に変更します。
13,200ウォン
(約289.44円)
8,500ウォン
(約186.38円)
5,400ウォン
(約118.41円)
2,600ウォン
(約57.01円)
680ウォン
(約14.91円)
5,200ウォン
(約114.02円)
2021年10月15日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。油価がさらに上昇。今後、国際価格高騰の影響が出てくるだろう。朝鮮中央銀行トンピョの発行で混乱が発生している。
13,500ウォン
(約350.8円)
8,700ウォン
(約226.07円)
5,300ウォン
(約137.72円)
2,700ウォン
(約70.16円)
680ウォン
(約17.67円)
5,700ウォン
2021年10月8日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国元は8月以来の上昇傾向が続く。油価の高騰が問題になっている。油商人は高値は品不足のためだと説明。当局は消費量減らすために車両統制に乗り出している。
12,000ウォン
(約297.43円)
7,700ウォン
(約190.85円)
5,400ウォン
(約133.84円)
2,800ウォン
(約69.4円)
700ウォン
(約17.35円)
5,500ウォン
2021年10月1日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。トウモロコシ価格が9月後半から急騰。「農場からの穀物の流出を厳格に取り締まっていて市場は品薄」と調査者。外貨統制のため庶民の間では中国元の使用は今や皆無だという。
12,500ウォン
(約316.91円)
7,800ウォン
(約197.75円)
5,600ウォン
(約141.98円)
3,000ウォン
(約76.06円)
680ウォン
(約17.24円)
5,700ウォン
2021年9月24日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃油価格上昇も原因は不明。国営の穀物販売所は品不足続く。現金収入の激減で生活苦深まり強盗などの犯罪が増えている。
12,000ウォン
(約320.44円)
7,200ウォン
(約192.26円)
5,200ウォン
(約138.86円)
3,000ウォン
(約80.11円)
640ウォン
(約17.09円)
6,100ウォン
2021年9月17日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。ウォン建てトウモロコシ価格が下落しているのは収穫があったからか? 一方で兵士への主食の供給が激減し、集団で畑のトウモロコシを強奪する事件が頻発して問題になっているとのこと。
8,200ウォン
(約225.37円)
6,600ウォン
(約181.39円)
5,600ウォン
(約153.91円)
1,900ウォン
(約52.22円)
620ウォン
(約17.04円)
5,400ウォン
2021年9月10日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。中国元が19%も急上昇した反面米ドルは下落。各地ともに同じ傾向だった。理由は不明だが、外貨の需給が非常に不安定で、当局の統制がうまくいっていないのではないか。
8,700ウォン
(約218.85円)
6,200ウォン
(約155.96円)
4,900ウォン
(約123.26円)
2,100ウォン
(約52.83円)
675ウォン
(約16.98円)
5,900ウォン
2021年9月4日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。南部地方でトウモロコシ、北部地方でジャガイモの収穫が始まった。「国営の食糧販売所は低質で人気がなく、そもそも販売量がまったく足らず購入する人は少数」と調査者。
相変わらず米ドルと中国元の相場は、国際市場との乖離大きい。
8,200ウォン
(約244.56円)
6,100ウォン
(約181.93円)
5,200ウォン
(約155.09円)
2,100ウォン
(約62.63円)
570ウォン
(約17円)
6,100ウォン
2021年8月27日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国元は変化ないのに米ドルの交換レートが27%も急上昇した。理由は理解不能。また一時的なものなのかも分からない。北部地域でジャガイモの収穫が始まった。コメとトウモロコシの価格が下がるか注目したい。
67,00ウォン
(約196.26円)
4,300ウォン
(約125.96円)
4,700ウォン
(約137.68円)
2,400ウォン
(約70.3円)
580ウォン
(約16.99円)
6,700ウォン
2021年8月20日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。値下がりしていたガソリンと軽油が一転上昇。8月後半だがトウモロコシの収穫はまだ。兵士の食事が質量とも悪化との内部情報が多い。
7,800ウォン
(約230.72円)
5,300ウォン
(約156.77円)
6,100ウォン
(約180.43円)
2,600ウォン
(約76.91円)
570ウォン
(約16.86円)
4,900ウォン
2021年8月13日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。先週の価格から大きな変動はない。電力難がさらに深刻化し、民生用は0~2時間程度しか来ていないと調査者。
5,400ウォン
(約183.71円)
4,400ウォン
(約149.69円)
5,200ウォン
(約176.9円)
3,400ウォン
(約115.67円)
500ウォン
(約17.01円)
4,800ウォン
2021年8月4日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。ほぼ同一数値の平均取った。先週に比べ中国元、米ドルが共に約-22%も急落。理由は不明だが「外貨に失望大きい」と協力者。食糧価の値下がりについては「咸北と両江は食糧高く、他地域から商売人よる搬入増えている」とのこと。燃料油は大幅安。「車両の需要減のせいだ思う」と調査者。移動統制に加え部品枯渇し修理不能な車両が増えている。
5,150ウォン
(約166.78円)
3,900ウォン
(約126.3円)
5,850ウォン
(約189.45円)
3,550ウォン
(約114.97円)
520ウォン
(約16.84円)
4,900ウォン
2021年7月28日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。国が運営する「糧穀販売所」に在庫なく住民たちは食糧を市場で購入するしかなく、価格は下がっていない。「一日三食食べられる人の方が少ない」と調査者。燃料価格はウォン計算では下がった、外貨計算では高値が続いている。
8,800ウォン
(約223.37円)
5,800ウォン
(約147.22円)
6,200ウォン
(約157.38円)
3,450ウォン
(約87.57円)
665ウォン
(約16.88円)
6,250ウォン
2021年7月20日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。当局が価格統制に熱を上げているが食糧価格は騰落が激しく安定しない。販売されている白米はほとんどが中国米だという。そのため「北朝鮮産米」の表記を中断する。市場にロシア産の小麦粉が販売されるようになったという。
9.800ウォン
(約250.79円)
6.800ウォン
(約174.02円)
6.200ウォン
(約158.66円)
3.400ウォン
(約87.01円)
660ウォン
(約16.89円)
5.900ウォン
2021年7月16日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。ほぼ同様の値だった。9~14日に各地でトウモロコシ5~7キロ程度の無償支給があり穀物価格が下がった。またガソリンと軽油が大幅下落したが理由は不明。
9,800ウォン
(約269.03円)
6,700ウォン
(約183.93円)
5,600ウォン
(約153.73円)
3,200ウォン
(約87.85円)
620ウォン
(約17.02円)
6,000ウォン
2021年7月8日
解説
調査地は咸鏡北道の清津と会寧。ほぼ同額だったので平均記した。恵山市は米価高く除外した。緊急食糧供給があると当局から説明がありトウモロコシ価格が下落。穀物価格はまだ騰落激しいとのこと。7日時点でまだ供給しない。中国元、米ドルが一時の急落から随分回復した。咸鏡南道、江原道で飢えが深刻だという情報が多い。
11,500ウォン
(約327.37円)
9,200ウォン
(約261.89円)
6,300ウォン
(約179.34円)
2,800ウォン
(約79.71円)
600ウォン
(約17.08円)
5,800ウォン
2021年6月29日
解説
調査地は咸鏡北道。28日に食糧が市場に入り大幅下落した。恵山市は食糧搬入が滞っていて先週と同様の高値が続いてるので統計から除外した。全国的に食糧が品薄になり地域差が出やすくなっていると見られる。一方で中国元、米ドルの安値が続く。またガソリン、軽油の値上がりで運送費が上がっているという。茂山鉱山にトウモロコシ5キロの配給が出た。
14,700ウォン
(約483.69円)
11,500ウォン
(約378.39円)
5,200ウォン
(約171.1円)
3,600ウォン
(約118.45円)
520ウォン
(約17.11円)
5,500ウォン
2021年6月22日
解釈
調査地は咸鏡北道と両江道で数値は平均値。市場は物価急騰で大混乱している。様子見で売買がなかなか成立せず、商人は小量販売しかしない。不安心理が広がっている。中国元が暴落し国際米ドル相場とかけ離れた値になっている。
15,500ウォン
(約524.54円)
12,550ウォン
(約424.71円)
7,500ウォン
(約253.81円)
5,550ウォン
(約187.82円)
505ウォン
(約17.09円)
5,450ウォン
2021年6月15日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道、平安北道。偏差が少しあり3地点の平均値。朝鮮ウォンがさらに上昇。特筆すべきはコメ、トウモロコシの急騰だ。5月に比べて約2倍。各地から市場の大混乱が伝わっている。昨年は穀物価安定のため当局が市場介入していたが、今のところ放置している。
15,000ウォン
(約437.03円)
11,500ウォン
(約335.06円)
7,000ウォン
(約203.95円)
5,300ウォン
(約154.42円)
590ウォン
(約17.19円)
5,000ウォン
2021年6月8日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。朝鮮ウォンの急騰は止まっていない。外貨の国家管理強化が原因か。物価も上昇気味で、各地の市場では、事態の行方が分からず売買がなかな成立しないなど、市場で混乱が起こっている。
※参考記事 https://www.asiapress.org/apn/2021/06/north-korea/rate/
12,500ウォン
(約334.18円)
9,200ウォン
(約245.96円)
4,900ウォン
(約131.0円)
2,800ウォン
(約74.86円)
640ウォン
(約17.11円)
5,200ウォン
2021年6月4日
解説
調査地は両江道。朝鮮ウォンが対ドルで12%、対中国元で31%も急騰。中国元で換算すると白米価格は6.7元、トウモロコシが3.5元とかなりの高値だ。この突然の変動が地域的な要因、あるいは一時的な要因なのかは現時点では不明。北部地域は中国元が実質的な基軸通貨であるため、「食糧価格の急騰は庶民に打撃だ」と調査者。
11,800ウォン
(約302.75円)
9,200ウォン
(約236.04円)
4,500ウォン
(約115.46円)
2,400ウォン
(約61.58円)
670ウォン
(約17.19円)
5,900ウォン
2021年5月28日
解説
調査地は咸鏡北道。茂山鉱山などの大型国営企業では食糧配給は微々たるもので、出勤できないほど困窮する労働者が増えている。国際的な中国元上昇がどのような影響与えるか注目される。
12,000ウォン
(約213.03円)
8,700ウォン
(約154.45円)
4,200ウォン
(約74.56円)
2,200ウォン
(約39.06円)
970ウォン
(約17.22円)
6,700ウォン
2021年5月19日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道、平安北道。当局による個人の経済活動への統制強まり、住民に失望感が広がっている。まだ価格上昇は見られないが、燃料油が不足しているという情報が増えている。
12,500ウォン
(約220.83円)
9,100ウォン
(約160.77円)
4,200ウォン
(約74.2円)
2,000ウォン
(約35.33円)
960ウォン
(約16.96円)
6,600ウォン
2021年5月7日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。中国貿易の再開は6月という説が出ている。道貿易局が貿易会社の資金申告を命じている。貿易業務の国家統制強化の動き。

12,500ウォン
(約217.4円)
8,700ウォン
(約151.34円)
4,100ウォン
(約71.31円)
1,900ウォン
(約33.04円)
970ウォン
(約16.87円)
6,700ウォン
2021年4月30日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。

11,500ウォン
(約203.49円)
8,500ウォン
(約150.41円)
4,000ウォン
(約70.76円)
2,000ウォン
(約35.39円)
950ウォン
(約16.81円)
6,500ウォン
2021年4月23日
解説
調査地は平安北道と両江道。食糧価格、外貨交換レート共に安定。対中貿易が徐々に再開しているが、市場では中国製品の枯渇状態が続いている。
11,500ウォン
(約201.19円)
8,400ウォン
(約146.96円)
4,300ウォン
(約75.23円)
2,100ウォン
(約36.74円)
950ウォン
(約16.62円)
6,700ウォン
2021年4月16日
解説
調査地は平安北道と両江道と咸鏡北道。北朝鮮国内では外貨使用禁止措置が続いているが、経済悪化による不安心理のため中国元と米ドルを持とうとする人が増えている。NHKが15日に丹東から新義州に向かう貨物列車の映像を放送した。徐々に貿易が再開されるのだろう。
11,000ウォン
(約191円)
8,000ウォン
(約139円)
4,200ウォン
(約73円)
2,200ウォン
(約38円)
960ウォン
(約17円)
6,450ウォン
2021年4月9日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。外貨交換レート、諸物価とも安定している。農村の脆弱層に分配食糧を食べ尽した「絶糧世帯」が出ている。
11,500ウォン
(約203円)
7,800ウォン
(約138円)
4,100ウォン
(約72円)
2,200ウォン
(約39円)
945ウォン
(約17円)
6,450ウォン
2021年4月3日 11,500ウォン
(約200円)
7,900ウォン
(約137円)
4,300ウォン
(約75円)
2,300ウォン
(約40円)
970ウォン
(約17円)
6,750ウォン
2021年3月27日
解説
調査地は咸鏡北道と平安北道と両江道。世界的な米ドル高が実勢交換レートになぜか反映されない。当局の食糧価格の統制が続いている。公務員は国家配給が出ている。
11,000ウォン
(約185円)
8,500ウォン
(約143円)
4,250ウォン
(約72円)
2,400ウォン
(約40円)
995ウォン
(約17円)
6,850ウォン
2021年3月18日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。営農準備が進んでいるが、故障してして動かない農機具が多いとのこと。補修用の部品が中国から入つて来ないからだ。中国貿易が遠くない時期に再開されるのではと、各地で噂が広がっている。
10,500ウォン
(約178.98円)
8,200ウォン
(約139.77円)
4,200ウォン
(約71.59円)
2,500ウォン
(約42.61円)
985ウォン
(約16.79円)
6,900ウォン
2021年3月12日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。世界的な米ドル・中国元高傾向にもかかわらず、米ドルだけが下落。理由は不明だ。一般庶民は厳しい困窮が続いているが、3月に入り地方の中小企業所で食糧配給があった。政府による救済措置なのかもしれない。
11,000ウォン
(約186.83円)
9,300ウォン
(約157.96円)
4,200ウォン
(約71.34円)
2,700ウォン
(約45.86円)
985ウォン
(約16.73円)
7,150ウォン
2021年3月5日
解説
調査地は咸鏡北道。両江道は都市封鎖されていた影響が残る可能性があり統計から除外した。市場に食糧不足はないが、軍人、公務員への配給は本人分だけのようだ。燃料価格の上昇が続いているのが気になる。
12,500ウォン
(約221.7円)
9,500ウォン
(約168.5円)
5,000ウォン
(約88.7円)
2,500ウォン
(約44.3円)
940ウォン
(約16.67円)
7,500ウォン
2021年2月26日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の各1都市。トウモロコシ価格が急騰したが、他地域では「乱高下している」との情報もある。黄海北道から病気と飢えで死ぬ人が増えていると伝えてきている。
12,000ウォン
(約204.8円)
9,200ウォン
(約157円)
4,900ウォン
(約83.6円)
2,800ウォン
(約47.8円)
960ウォン
(約16.4円)
7,300ウォン
2021年2月19日
解釈
調査地は咸鏡北道の2都市。両江道は都市封鎖の影響を考慮して統計から除外した。軽油が両都市とも50%以上も急騰したが理由は不明。食糧価格も値上がりした。
11,500ウォン
(約192.5円)
9,350ウォン
(約156.5円)
4,950ウォン
(約82.9円)
2,150ウォン
(約36円)
975ウォン
(約16.3円)
7,150ウォン
2021年2月10日
解説
調査地は咸鏡北道。両江道は都市封鎖されている地域が多く調査を避けた。北朝鮮ウォンの価値が今年に入り下がり続けている。当局の市場操作に限界が出ているのではないか。
9,700ウォン
(約150円)
6,000ウォン
(約92.8円)
4,400ウォン
(約68円)
2,000ウォン
(約30.9円)
1,050ウォン
(約16.2円)
7,400ウォン
2021年2月6日
解説
調査地は都市封鎖中で市場が閉鎖されている恵山市。電話で商人を調査した。したがって他地域と条件が異なることに留意が必要だ。封鎖期間は30日間なので食糧価格が急騰するかもしれない。
1,0000ウォン
(約166.2円)
6,500ウォン
(約108円)
4,300ウォン
(約71.5円)
2,100ウォン
(約34.9円)
980ウォン
(約16.3円)
7,100ウォン
2021年1月29日
解説
調査地は平安北道と両江道の各1都市。年初からずっと燃料価格が下落。ガソリンは昨年末に比べて20%安だ。経済麻痺で需要減ったという情報もあるが正確な理由は不明だ。吉林省でコロナ感染者が多数出ているため中国貿易の再開が遅れるという情報が国内で流れ失望が大きくなっている。
8,700ウォン
(約146.5円)
7,200ウォン
(約121.2円)
3,800ウォン
(約64円)
2,000ウォン
(約33.7円)
960ウォン
(約16.2円)
7,200ウォン
2021年1月22日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の各1都市。対米ドル、中国元レートは安定せず昇降繰り返している。1週前に比べて米ドルは14%も上昇、理由は不明。各地から餓死者発生情報が続いている。
8,800ウォン
(約149.8円)
7,200ウォン
(約122.6円)
3,800ウォン
(約64.7円)
2,000ウォン
(約34円)
940ウォン
(約16円)
6,800ウォン
2021年1月15日
解説
調査地は咸鏡北道の2地点と両江道。党大会の影響は特にない。医薬品不足で死亡者増の報告が多い。各地の市場の大不振は続いている。
9,100ウォン
(約160.3円)
7,280ウォン
(約128.2円)
3,640ウォン
(約64.1円)
2,100ウォン
(約37円)
910ウォン
(約16円)
5,879ウォン
2021年1月7日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。米ドル安は国際市場の下落の反映か。白米価格15%急落の原因は不明。医薬品の枯渇で各地から死者多数との報告あり。
10,800ウォン
(約191.8円)
8,100ウォン
(約143.8円
3,600ウォン
(約63.9円)
2,200ウォン
(約39.1円)
900ウォン
(約16円)
5,790ウォン
2020年12月31日 11,000ウォン
(約206.5円)
8,700ウォン
(約163.3円)
4,200ウォン
(約78.9円)
1,700ウォン
(約31.9円)
840ウォン
(約15.8円)
6,600ウォン
2020年12月25日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。燃料価格の上昇が続いている。平壌でも中国製品が枯渇し食用大豆油1Lが300元(4800円)で取引されているとのこと。1月の党大会の参加者が地方から平壌に移動を始めた。
10,500ウォン
(約187.2円)
8,500ウォン
(約151.67円)
4,600ウォン
(約82円)
2,100ウォン
(約37.4円)
890ウォン
(約15.87円)
7,300ウォン
2020年12月18日
解説
調査地は咸鏡北道。燃料価格が2週間前と比べて10-20%急騰したが理由は分からない。トウモロコシ価格の上昇は、収穫を終えた農村からの搬出が厳しく規制されたからだと調査者。
10,200ウォン
(約183.3円)
8,400ウォン
(約150.9円)
4,800ウォン
(約86.3円)
2,200ウォン
(約39.5円)
880ウォン
(約15.8円)
7,200ウォン
2020年12月11日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。依然として北朝鮮ウォン高が続いている。調査者によれば市場からはほとんどの中国製品が姿を消し、石鹸は国内産もなく不足が深刻だという。現金収入を失った世帯に飢えが広がっている。
9,700ウォン
(約179.2円)
7,200ウォン
(約133円)
4,800ウォン
(約88.7円)
1,800ウォン
(約33.3円)
860ウォン
(約15.9円)
7,150ウォン
2020年12月4日 9,100ウォン
(約166.7円)
6,900ウォン
(約126.4円)
4,700ウォン
(約86.1円)
1,900ウォン
(約34.8円)
865ウォン
(約15.9円)
6,850ウォン
2020年11月27日
解説
調査地は両江道の恵山市。外貨交換レートはともかく、物価は他地域と差があるかもしれない。恵山市は11/21日まで封鎖されていた上、輸送車両取締り強化で他地域から物資搬入が滞っているため食糧価格上昇したと調査者。
9,200ウォン
(約156.5円)
6,800ウォン
(約115.7円)
5,200ウォン
(約88.4円)
2,100ウォン
(約35.7円)
930ウォン
(約15.8円)
7,200ウォン
2020年11月20日 9,400ウォン
(約165.5円
7,100ウォン
(約125円)
4,700ウォン
(約82.8円)
1,900ウォン
(約33.5円)
895ウォン
(約15.8円)
6,800ウォン
2020年11月7日
解説
10月末からの外貨安基調が続いている。ウォン高になれば物価が下がるはずなのだが食糧価格は逆に上昇している。輸入に頼る燃料価格は下がったものの幅は小さい。国内の市場では厳格な外貨使用統制が続いてる。
9,800ウォン
(約168円)
7,500ウォン
(約128.6円)
49,00ウォン
(約84円)
2,000ウォン
(約34.3円)
910ウォン
(約15.6円)
6,570ウォン
2020年10月30日
解説
朝鮮ウォンが対中国元で32%、対米ドルで15%も急騰した。理由は不明だが対中貿易再開に備えて当局がウォン高に誘導しているとの見方が国内で出ている。「突然のウォン高で商品の値付けに混乱生じている」と調査者。調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。
10,500ウォン
(約196.8円)
8,500ウォン
(約159.3円)
4,000ウォン
(約75円)
1,650ウォン
(約31円)
830ウォン
(約15.6円)
6,900ウォン
2020年10月23日
解説
理由は不明だが朝鮮ウォンが下落したため、燃料、食糧価格が上昇した。国内は80日戦闘に入り、まるで戒厳令下のようなものものしい統制。
11,025ウォン
(約140.94円)
9,187ウォン
(約117.4円)
4,655ウォン
(約59.5円)
1,950ウォン
(約24.9円)
1,225ウォン
(約15.7円)
8,170ウォン
2020年10月17日 10,157ウォン
(約133.4円)
7,767ウォン
(約102円)
4,541ウォン
(約59.6円)
1,800ウォン
(約23.5円)
1,195ウォン
(約15.7円)
8,006ウォン
2020年10月7日 9,440ウォン
(約124.8円)
7,670ウォン
(約101.4円)
4,484ウォン
(約59.28円)
1,800ウォン
(約23.8円)
1,180ウォン
(約15.6円)
7,941ウォン
2020年9月28日 10,755ウォン
(約138.6円)
8,365ウォン
(約107.8円)
4,541ウォン
(約58.52円)
1,800ウォン
(約23.2円)
1,195ウォン
(約15.4円)
8,161ウォン
2020年9月22日 8,365ウォン
(約107.8円)
7,170ウォン
(約92.4円)
4,302ウォン
(約55.4円)
1,800ウォン
(約23.1円)
1,195ウォン
(約15.4円)
8,102ウォン
2020年9月11日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。食糧価格が先週より若干上がったのは、中国元が上昇したためだと思われる。水害被害が深刻だが、市場で食糧不足は発生していない。
9,560ウォン
(約124円)
8,365ウォン
(約108.5円)
4,302ウォン
(約55.8円)
1,800ウォン
(約23.35円)
1,195ウォン
(約15.5円)
8,173ウォン
2020年9月4日 9,360ウォン
(約124円)
7,020ウォン
(約93円)
4,212ウォン
(約55.8円)
1,700ウォン
(約22.5円)
1,170ウォン
(約15.5円)
8,014ウォン
2020年8月28日
解説
世界的な米ドル安の影響でウォン建ての物価はいずれも小幅の低下。
9,520ウォン
(約123.2円)
7,735ウォン
(約100.1円)
4,284ウォン
(約55.4円)
1,900ウォン
(約24.6円)
1,190ウォン
(約15.4円)
8,163ウォン
2020年8月21日
解説
トウモロコシ価格が一週間で20%も急騰した。住民の多くが現金収入を減らし白米購入者が大幅に減っているという。「トウモロコシでソバを作って食べる家庭が多い」と調査者。まもなくトウモロコシの収穫なので価格は下がるかもしれない。
10,980ウォン
(約136.8円)
7,930ウォン
(約98.8円)
4,392ウォン
(約54.7円)
2,100ウォン
(約26.2円)
1,220ウォン
(約15.2円)
8,430ウォン
2020年8月16日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の3地点。燃油価格が30%以上急落。7月末からコロナ防疫のため移動統制が再度強化されたことと経済不振で需要が減ったこともあるが、中露から安定供給があったからではないか。
9,440ウォン
(約122.4円)
7,670ウォン
(約99.45円)
4,248ウォン
(約55.08円)
1,700ウォン
(約22円)
1,180ウォン
(約15.3円)
8,200ウォン
2020年8月7日 11,850ウォン
(約152円)
8,887ウォン
(約114円)
4,266ウォン
(約54.7円)
1,900ウォン
(約24.3円)
1,185ウォン
(約15.2円)
8,247ウォン
2020年7月31日 10,890ウォン
(約134.1円)
8,478ウォン
(約104.3円)
4,235ウォン
(約52.15円)
1,900ウォン
(約22.35円)
1,210ウォン
(約14.9円)
8,457ウォン
2020年7月23日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道、平安北道の3地点。7月中旬からガソリンと軽油の価格が上昇。中露からの精製油の輸入が減った影響と考えられる。
14,145ウォン
(約175.9円)
11,070ウォン
(約137.7円)
4,305ウォン
(約53.5円)
2,100ウォン
(約26円)
1,230ウォン
(約15.3円)
8,610ウォン
2020年7月17日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。7月に入って中露からの支援されたコメと小麦粉が、行政管轄の「食糧販売所」で販売され始めた。市場価格より若干安く価格設定されている。ただ、「庶民は手中の現金が減る一方で白米買う人は大幅に減った」と調査者。小麦粉の食糧販売所の価格は4500~4600ウォン、市場価格は4600~4800ウォン。※7/20修正
14,340ウォン
(約183.6円)
9,560ウォン
(約122.4円)
4,302ウォン
(約55.08円)
1,800ウォン
(約23.05円)
1,195ウォン
(約15.3円)
8,365ウォン
2020年7月10日 13,200ウォン
(約168.3円)
9,000ウォン
(約114.75円)
4,650ウォン
(約59.2875円)
1,900ウォン
(約24.225円)
1,200ウォン
(約15.3円)
8,376ウォン
2020年7月3日
解説
調査地は両江道の恵山市。今回、ウォンの対ドル、中国元レートが約5%上昇し、ウォン計算の物価はどれも下落した。前週にトウモロコシ価格が20%以上急騰したが、2日後には各地で下落したので、上昇は一時的なものだった。
13,145ウォン
(約167.2円)
8,962ウォン
(約114円)
4,600ウォン
(約57.7円)
1,700ウォン
(約21.2円)
1,195ウォン
(約15.2円)
8,448ウォン
2020年6月24日 13,600ウォン
(約163.2円)
9,000ウォン
(約108円)
4,800ウォン
(約57.6円)
2,400ウォン
(約28.8円)
1,250ウォン
(約15円)
8,812ウォン
2020年6月11日 12,100ウォン
(約151円)
9,680ウォン
(約120.8円)
4,719ウォン
(約58.9円)
1,800ウォン
(約22.3円)
1,210ウォン
(約15.1円)
8,542ウォン
2020年6月4日 13,365ウォン
(約168.1円)
9,112ウォン
(約114.66円)
4,617ウォン
(約58.1円)
1,900ウォン
(約23.1円)
1,215ウォン
(約15.3円)
8,650ウォン
2020年5月27日 13,310ウォン
(約165円)
8,500ウォン
(約105.4円)
4,700ウォン
(約58.3円)
2,000ウォン
(約24.8円)
1,210ウォン
(約15円)
8,651ウォン
2020年5月20日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。外貨使用取り締まりが厳しく、「もう外貨は使えなくなるのではと闇両替商まで委縮している」と調査者。交換レートは同日中でも乱高下しているという。
9,280ウォン
(約120.8円)
6,960ウォン
(約90.6円)
4,524ウォン
(約58.8円)
1900ウォン
(約24.1円)
1160ウォン
(約15.1円)
8,259ウォン
2020年5月4日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。平壌の情報も加味した。4月末から中国元、米ドル使用に対する大々的な統制と市場介入が始まった。米ドルは1カ月前から14%の下落。ウォンだての食糧価格も低下。コロナ恐慌への不安が広がっている。
13,420ウォン
(約166.1円)
9,760ウォン
(約120.8円)
4,500ウォン
(約54.3円)
1900ウォン
(約22.6円)
1220ウォン
(約15.1円)
8,050ウォン
2020年4月24日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。国際為替市場での米ドルと中国元の下落が反映されて朝鮮ウォンが上昇して燃料価格は下落。一方でコメとトウモロコシは上昇したのは「白米は品薄傾向。経済悪化でトウモロコシ求める人が増えた」と調査者。
11,160ウォン
(約136.8円)
8,060ウォン
(約98.8円)
4,588ウォン
(約56.24円)
1,900ウォン
(約23.29円)
1,240ウォン
(約15.2円)
8,791ウォン
2020年4月17日 12,319ウォン
(約147.4円)
8,255ウォン
(約98.8円)
4,572ウォン
(約54.7円)
1,800ウォン
(約21.2円)
1,270ウォン
(約15.2円)
9,039ウォン
2020年4月10日
解説
調査地は両江道。対米ドル・中国元の実勢交換レートが少し下がったためガソリン価格も下落。「米価が下がったのは当局の統制のためだが、国境封鎖の影響で多くの庶民は現金収入を減らした。コメが買えない人が多い」と調査者は説明。
12,850ウォン
(約154円)
10,240ウォン
(約123.2円)
4,626ウォン
(約55.4円)
1,900ウォン
(約21.5円)
1,285ウォン
(約15.4円)
9,072ウォン
2020年3月30日 13,100ウォン
(約152円)
10,480ウォン
(約121.6円)
5,371ウォン
(約62.3円)
1,900ウォン
(約22.04円)
1,310ウォン
(約15.2円)
9,314ウォン
2020年3月19日
解説
調査地は両江道。米ドルと中国元の乱高下とは別に朝鮮ウォンがジリジリ下げている。「コロナ禍の長期化不安で商人たちは外貨買い入れている」と調査者。国境封鎖で中国米の在庫が減り国産米も上昇。
13,100ウォン
(約154円)
11,135ウォン
(約130.9円)
5,502ウォン
(約64.6円)
1,900ウォン
(約21.5円)
1,310ウォン
(約15.4円)
9,235ウォン
2020年3月12日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。コロナ禍の混乱の中、米価は当局の強力な価格介入で安定している。燃料価は上昇続く。国境封鎖前と比べてガソリン、ディーゼル油は30%上昇。ドル・元・円の国際相場が混乱しているので、朝鮮ウォン基準で価格の推移見るのが妥当。
12,750ウォン
(約148円)
9,562ウォン
(約111円)
5,227ウォン
(約60.6円)
1,800ウォン
(約20.7円)
1,275ウォン
(約14.8円)
9,039ウォン
2020年3月5日
解説
10日前と見事に同じ価格だった。ただし、富裕層向きのプロパンガスが4割高になるなど、一覧にない中国産品は上がっている。実勢為替レートは安定。
12,700ウォン
(約155円)
8,255ウォン
(約100.7円)
4,953ウォン
(約60.4円)
1,800ウォン
(約21.7円)
1,270ウォン
(約15.5円)
8,991ウォン
2020年2月25日
解説
新型肺炎遮断のため中国国境を封鎖した影響で、中国産品の不足が深刻になっている。食用油は数倍になったという。ガソリンの上昇も続いてる。コメは当局が商売人に値下げを強要した効果で安定。
12,700ウォン
(約158円)
8,255ウォン
(約102.7円)
4,953ウォン
(約61.6円)
1,800ウォン
(約22.1円)
1,270ウォン
(約15.8円)
8,991ウォン
2020年2月14日
解説
新型肺炎遮断のために中国国境を封鎖したことで、市場の中国産品が品薄になり価格が高騰している。食用油は3倍近い。ガソリンも高騰。国内産もある白米価格は、当局が値下げを強要した影響で約15%下落。国内では物価高騰への不安が高まっている。
11,827ウォン
(約149.1円)
8,715ウォン
(約109.9円)
4,731ウォン
(約59.6円)
1,700ウォン
(約21.3円)
1,245ウォン
(約15.7円)
8,752ウォン
2020年2月4日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道。全ての物価が昨年12月以来の最高値を記録。新型肺炎の流入のため中国国境を封鎖して貿易が全面ストップした影響だ。売り惜しみが横行している。なお平壌に問い合わせると白米価は6000ウォンだった。
11,340ウォン
(約139.5円)
8,568ウォン
(約105.4円)
5,670ウォン
(約69.7円)
1,900ウォン
(約23.2円)
1,260ウォン
(約15.5円)
8,832ウォン
2020年1月22日 10,000ウォン
(約127.2円)
7,250ウォン
(約92.22円)
4,625ウォン
(約58.83円)
1,800ウォン
(約22.896円)
1,250ウォン
(約15.9円)
8,650ウォン
2020年1月9日 9,200ウォン
(約125.6円)
6,670ウォン
(約91.06円)
4,600ウォン
(約62.8円)
1,600ウォン
(約21.8円)
1,150ウォン
(約15.7円)
8,084ウォン
2019年12月27日
解説
食糧も燃料も、朝鮮ウォン表示の価格はすべて下落。これは対人民元のウォンの値段が上がったため。人民元表示の物価に変化ない。
8,904ウォン
(約124.8円)
6,678ウォン
(約93.6円)
4,118ウォン
(約57.7円)
1,700ウォン
(約23.4円)
1,113ウォン
(約15.6円)
7,802ウォン
2019年12月18日
解説
調査地は咸鏡北道。米ドル、中国元に対する交換レートが大きく上がった。対ドルは7.25%も上昇し、この数年で最高値を記録。つられる様に米価、燃油価格が大幅に下がった。
9,478ウォン
(約132.6円)
6,690ウォン
(約93.6円)
4,130ウォン
(約57.7円)
1,600ウォン
(約21.8円)
1,115ウォン
(約15.6円)
7,838ウォン
2019年12月6日 10,890ウォン
(約138.6円)
7,260ウォン
(約92.4円)
5,082ウォン
(約64.68円)
1,700ウォン
(約21.6円)
1,210ウォン
(約15.4円)
8,518ウォン
2019年11月25日 9,600ウォン
(約123.2円)
6,960ウォン
(約89.3円)
4,760ウォン
(約61.6円)
1,700ウォン
(約21.5円)
1,190ウォン
(約15.4円)
8,401ウォン
2019年11月15日 9,600ウォン
(約124円)
6,960ウォン
(約89.9円)
4,800ウォン
(約62円)
1,700ウォン
(約22円)
1,200ウォン
(約15.5円)
8,484ウォン
2019年11月7日
解説
調査地は両江道。北朝鮮ウォン高傾向は変わらず。「穀物価格が下落しているのは、収穫を終えた農村からコメとトウモロコシが市場に流入しているため」と調査者は説明。
8,050ウォン
(約108.5円)
5,175ウォン
(約69.8円)
5,290ウォン
(約71.3円)
1,500ウォン
(約20.2円)
1,150ウォン
(約15.5円)
8,061ウォン
2019年10月28日
解説
調査地は両江道の2地点。国際為替市場のドル高に伴い、朝鮮ウォン建ての燃料価格が上昇しているが、秋の収穫で北朝鮮産米の中国元価格は4.8元と下がっている。各地から市場商売の大不振が伝えられている。
8,050ウォン
(約107.8円)
5,175ウォン
(約69.3円)
5,405ウォン
(約72.4円)
1,600ウォン
(約21.5円)
1,150ウォン
(約15.4円)
8,107ウォン
2019年10月17日 7,826ウォン
(約107.2円)
4,695ウォン
(約64.3円)
5,366ウォン
(約73.5円)
1,600ウォン
(約21.9円)
1118ウォン
(約15.3円)
7,882ウォン
2019年10月9日 8,400ウォン
(約105.7円)
6,000ウォン
(約75.5円)
6,000ウォン
(約75.5円)
1,600ウォン
(約19.6円)
1,200ウォン
(約15.1円)
8,556ウォン
2019年9月26日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。米ドル、中国元の両方に対して朝鮮ウォンが2週間で約10%の大幅な上昇。理由は分からない。その余波で燃料価格も下がった。一方、穀物価は高値で推移。これは、収穫期に入り農場からの持ち出しを厳しく統制しているため市場流通量が減ったからだと思われる。
8,720ウォン
(約117.8円)
5,590ウォン
(約75.5円)
5,800ウォン
(約78.5円)
2,000ウォン
(約27.2円)
1,118ウォン
(約15.1円)
8,016ウォン
2019年9月18日 10,900ウォン
(約136.8円)
6,987ウォン
(約88.16円)
6,000ウォン
(約76円)
1,900ウォン
(約24円)
1,200ウォン
(約15.2円)
8,259ウォン
2019年9月11日 11,250ウォン
(約135.9円)
9,375ウォン
(約113.2円)
5,375ウォン
(約64.9円)
1,800ウォン
(約21.1円)
1,250ウォン
(約15.1円)
8,825ウォン
2019年9月5日 11,025ウォン
(約134.1円)
6,737ウォン
(約81.9円)
5,512ウォン
(約67円)
2,000ウォン
(約24.2円)
1,225ウォン
(約14.9円)
8,624ウォン
2019年8月28日 9,760ウォン
(約117.6円)
6,100ウォン
(約73.5円)
5,490ウォン
(約66.1円)
2,100ウォン
(約24.9円)
1,220ウォン
(約14.7円)
8,613ウォン
2019年8月21日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。乱高下していた外貨交換レートが、また元の水準に戻って安定した。国際的な中国元安傾向の反映か。
9,760ウォン
(約120.8円)
6,100ウォン
(約75.5円)
5,612ウォン
(約69.4円)
2,200ウォン
(約27.1円)
1,220ウォン
(約15.1円)
8,625ウォン
2019年8月6日
解説
国際的な米ドル上昇の余波だろう、中国元が8%強上昇し白米価も上がった。ただし市場では、元表示米価は4.3元で変化なし。ちなみに1米ドルは9463ウォンで10%強もの急上昇。今後の朝鮮ウォンの動向に要注意!
9,450ウォン
(約105円)
6,750ウォン
(約75円)
5,805ウォン
(約64.5円)
2,100ウォン
(約22.5円)
1,350ウォン
(約15円)
9,463ウォン
2019年7月17日
解説
調査地は咸鏡北道の二地点。中国元の実勢交換レートは安定しているのに、白米価格が6月より10数%上昇している。一方ガソリンは5月中旬より約20%の下落。いずれも理由は不明。調べたい。
8,680ウォン
(約109.9円)
5,580ウォン
(約70.6円)
5,208ウォン
(約65.9円)
2,000ウォン
(約25.1円)
1,240ウォン
(約15.7円)
8,593ウォン
2019年7月3日
9,262ウォン
(約117円)
4,940ウォン
(約62.4円)
5,187ウォン
(約65.5円)
1,950ウォン
(約25円)
1,235ウォン
(約15.6円)
8,583ウォン
2019年6月20日
10,040ウォン
(約124.8円)
6,275ウォン
(約78円)
4,518ウォン
(約56.1円)
1,900ウォン
(約23.4円)
1,255ウォン
(約15.6円)
8,659ウォン
2019年6月10日
9,960ウォン
(約125.6円)
6,225ウォン
(約78.5円)
4,482ウォン
(約56.5円)
1,800ウォン
(約22円)
1,245ウォン
(約15.7円)
8,630ウォン
2019年5月29日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の2地点。変わらず諸物価は安定している。中米貿易摩擦が深まり中国元安のため実勢レートも安定。1米ドルは8650ウォンだった。
10,912ウォン
(約139円)
6,820ウォン
(約87円)
4,588ウォン
(約58.4円)
1,800ウォン
(約22円)
1,240ウォン
(約15.8円)
8,650ウォン
2019年5月14日 10,912ウォン
(約140円)
6,820ウォン
(約88円)
4,464ウォン
(約57円)
1,800ウォン
(約23円)
1,240ウォン
(約16円)
8,556ウォン
2019年4月22日 9,563ウォン
(約127.5円)
5,993ウォン
(約80円)
4,463ウォン
(約59.5円)
1,700ウォン
(約22円)
1,275ウォン
(約17円)
8,670ウォン
2019年4月9日
解説
調査地は咸鏡北道の二地点。各基本物価はジリ安。調査者によると、制裁の影響が深刻化しており、住民たちが現金収入減らしていて、市場でモノが売れず物価下がっているとのこと。一部で食糧価格上昇との報道出ているが、現時点では各地で上昇見られいない。
10,040ウォン
(約132円)
5,647ウォン
(約74.2円)
4,267ウォン
(約56円)
1,750ウォン
(約23円)
1,255ウォン
(約16.5円)
8,546ウォン
2019年3月28日 10,080ウォン
(約130.4円)
7,560ウォン
(約97.8円)
4,410ウォン
(約57円)
1,700ウォン
(約21円)
1,260ウォン
(約16.3円)
8,593ウォン
2019年3月13日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の二地点。2月末の米国との非核化協議が決裂して初めての物価調査だったが、大きな変動はなかった。
12,348ウォン
(約162円)
7,560ウォン
(約100円)
4,788ウォン
(約63円)
1,900ウォン
(約24.9円)
1,260ウォン
(約16.6円)
8,543ウォン
2019年2月22日 12,450ウォン
(約165円)
7,470ウォン
(約99円)
4,606ウォン
(約61円)
1,900ウォン
(約24.7円)
1,245ウォン
(約16.5円)
8,652ウォン
2019年2月8日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の二地点。全価格が1/24と同一だった。「食糧価格は中国元では変化ないが、交換レートの変動によって朝鮮ウォンの価格が上下する。それで商人たちは小銭まで中国元での支払いを要求する」と調査者が説明。
13,750ウォン
(約176円)
8,750ウォン
(約112円)
4,750ウォン
(約60.8円)
2,000ウォン
(約25.6円)
1,250ウォン
(約16円)
8,500ウォン
2019年1月24日 13,750ウォン
(約176円)
8,750ウォン
(約112円)
4,750ウォン
(約60.8円)
2,000ウォン
(約25.6円)
1,250ウォン
(約16円)
8,500ウォン
2019年1月10日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の二地点。米とトウモロコシ価格が約10-15%上昇。金正恩氏の新年辞学習のため8日まで市場が閉鎖されていたためか。中国元がジリ安傾向なのに交換レートが少しずつ下落しているのが気になる。
15,096ウォン
(約192円)
8,177ウォン
(約104円)
5,032ウォン
(約64円)
2,100ウォン
(約27.2円)
1,258ウォン
(約16円)
8,743ウォン
2018年12月24日 14,317ウォン
(約184円)
9,720ウォン
(約124.8円)
4,606ウォン
(約59.2円)
1,800ウォン
(約22.4円)
1,245ウォン
(約16円)
8,528ウォン
2018年12月11日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の二地点。物価、中国元の実勢交換レートも引き続き安定。
14,260ウォン
(約189.7円)
9,920ウォン
(約132円)
4,340ウォン
(約57.7円)
1,800ウォン
(約23.1円)
1,240ウォン
(約16.5円)
8,556ウォン
2018年12月3日 14,765ウォン
(約196.8円)
9,840ウォン
(約131.2円)
4,305ウォン
(約57.4円)
1,800ウォン
(約23円)
1,230ウォン
(約16.4円)
8,585ウォン
2018年11月26日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。諸物価、外貨交換レートは安定。両江道の住民には電気供給ゼロの「絶電」が11月初めから続き、住民の不満が高まっている。三池淵郡の観光特区建設に集中させているためだ。
15,795ウォン
(約212円)
9,720ウォン
(約130.4円)
4,252ウォン
(約55.4円)
1,900ウォン
(約24.4円)
1,215ウォン
(約16.3円)
8,456ウォン
2018年11月19日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。燃料価格がじりじりと上昇している。白米は2カ月間で約20%の下落。「今秋収穫された白米が市場に出回り始めた」と調査者。中国人民元は国際市場での下落がレートにも反映されている。
15,795ウォン
(約210.6円)
9,720ウォン
(約129.6円)
4,120ウォン
(約55円)
2,000ウォン
(約26.7円)
1,212ウォン
(約16.2円)
8,484ウォン
2018年11月12日 14,460ウォン
(約196.8円)
9,640ウォン
(約131.2円)
4,097ウォン
(約70.5円)
2,000ウォン
(約27円)
1,205ウォン
(約16.4円)
8,422ウォン
2018年11月2日
解説
注意!11月5日になって両江道と咸鏡北道各からガソリンとディーゼル油の急騰が伝えられた。ガソリンは1キロが15730ウォンで15%の上昇、ディーゼル油は9680ウォンで19%の上昇。理由は調査中だ。
13,420ウォン
(約181円)
7,865ウォン
(約106円)
4,114ウォン
(約55.4円)
1,800ウォン
(約24.3円)
1,210ウォン
(約16.3円)
8,433ウォン
2018年10月22日
解説
調査地は咸鏡北道の二地点。燃料費がこの10日間で10%も値上がりしている。国際油価の値上がりが原因の可能性。
14,640ウォン
(約194.4円)
8,540ウォン
(約113.4円)
4,758ウォン
(約63.2円)
2,000ウォン
(約26.5円)
1,220ウォン
(約16.2円)
8,503ウォン
2018年10月11日
解説
調査地は両江道と平安北道。穀物の厳重な移動統制によって値上がりしていたコメ価格が9%下落。ガソリンは高値安定。
13,420ウォン
(約178.2円)
7,865ウォン
(約105.3円)
4,719ウォン
(約63.1円)
2,000ウォン
(約26.7円)
1,210ウォン
(約16.2円)
8,410ウォン
2018年10月2日 13,420ウォン
(約181.5円)
7,930ウォン
(約99円)
5,181ウォン
(約71円)
1,900ウォン
(約24.7円)
1,205ウォン
(約16.5円)
8,555ウォン
2018年9月27日
解説
調査地は咸鏡北道の都市部。白米価格が一カ月間で16%も上昇。9月に入り、農村から収穫後の穀物移動禁止令が布告されたためだ。国家が食糧確保に躍起になっている証だろう。
13,420ウォン
(約180.4円)
7,930ウォン
(約106.6円)
5,490ウォン
(約73.8円)
1,900ウォン
(約24.6円)
1,220ウォン
(約16.4円)
8,357ウォン
2018年9月14日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道。ガソリンとコメ、トウモロコシの価格がじわり上昇。以下は両江道の参考価格。豚肉1キロ21250ウォン 牛肉1キロ27500ウォン、煮炊き用薪1立方m 100,000ウォン。牛は数年前まで国有で個人が勝手に処分ができなかったが、今では金があれば所有と処分が可能になった。
13,072ウォン
(約171.1円)
7,470ウォン
(約97.8円)
5,104ウォン
(約66.8円)
2,000ウォン
(約26.1円)
1,245ウォン
(約16.3円)
8,466ウォン
2018年8月30日 12,400ウォン
(約163円)
8,680ウォン
(約114円)
4,588ウォン
(約60.3円)
1,500ウォン
(約13円)
1,240ウォン
(約16.3円)
2018年8月22日 12,800ウォン
(約160円)
8,320ウォン
(約104円)
4,864ウォン
(約61円)
1,700ウォン
(約21円)
1,280ウォン
(約16円)
2018年8月9日 12,750ウォン
(約162円)
7,650ウォン
(約97.2円)
4,717ウォン
(約59.9円)
1,700ウォン
(約21円)
1,275ウォン
(約16.2円)
2018年8月2日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。ガソリン価が40%近く急騰、一方で収穫前なのにトウモロコシ価は20%近く下落。人民元に対しウォン高なのは、元が国際市場で下落した影響か。ちなみに1米ドルは8570ウォンで取引されウォン安傾向。
12,650ウォン
(約162円)
7,590ウォン
(約97.2円)
4,680ウォン
(約59.9円)
1,600ウォン
(約19.4円)
1,265ウォン
(約16.2円)
2018年7月25日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。市場の沈滞ひどく物が売れず。対人民元レートが安定しているためインフレは発生していないが不景気続く。「絶糧世帯」増加など農村の困窮が深刻。
9,100ウォン
(約114.1円)
7,150ウォン
(約89.6円)
4,810ウォン
(約60.3円)
1,900ウォン
(約23.7円)
1,300ウォン
(約16.3円)
2018年7月17日
解説
調査地は両江道の恵山市。先週に比べ対人民元レートは7.6%のウォン高。ちなみに1ドルは8470ウォンだった。燃料価格も下落。「市場の不振酷い」と調査者たちは口を揃える。
8,925ウォン
(約117.6円)
7,012ウォン
(約82.4円)
4,717ウォン
(約62.1円)
1,900ウォン
(約25.2円)
1,275ウォン
(約16.8円)
2018年7月9日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の2地点。対人民元で朝鮮ウォンが下落。中国当局の黙認で密輸が活発化しているが、経済制裁で5月の対中輸出額は前年同月比87%減。「改善の兆し見えない」と協力者たちは口を揃える。
12,420ウォン
(約149.4円)
8,280ウォン
(約99.6円)
4,600ウォン
(約54.7円)
2,100ウォン
(約25.0円)
1,380ウォン
(約16.6円)
2018年6月25日
解説
調査地は咸鏡北道の都市。6月に入って諸物価は安定。密輸の盛行で中国製品の価格も安定しているとのこと。ただ、南北首脳会談以降も目に見える生活改善なく不満の声も。一時回復していた電力事情がまた悪化。
11,475ウォン
(約141.9円)
8,100ウォン
(約100.2円)
4,600ウォン
(約56.7円)
2,000ウォン
(約25.0円)
1,350ウォン
(約16.7円)
2018年6月19日 11,475ウォン
(約143.6円)
8,100ウォン
(約101.4円)
4,600ウォン
(約57.4円)
1,900ウォン
(約23.6円)
1,350ウォン
(約16.9円)
2018年6月12日
解説
調査地は両江道の1地点。対中国元でウォン高。中国当局は経済制裁外の様々な貿易規制をかなり緩めている。密輸監視も随分緩和。とはいえ各種鉱山は深刻な事態続いている。
11,135ウォン
(約146.2円)
7,860ウォン
(約103.2円)
4,300ウォン
(約56.4円)
1,900ウォン
(約24.9円)
1,310ウォン
(約17.2円)
2018年6月4日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の2地点。燃料価格が上昇。国際油価上昇のためかは不明。白米価格下落。中国との国境では密輸が活発になっているが制裁に影響を及ぼすほどではなさそうだ。依然、中国当局の制裁は厳格だ。
12,105ウォン
(約154.3円)
8,070ウォン
(約103.2円)
4,300ウォン
(約55円)
1,900ウォン
(約24.3円)
1,345ウォン
(約17.2円)
2018年5月24日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の2地点。国産ガソリンの「白馬揮発油」が市場に出回っている。価格は輸入もより安い1キロ9310ウォン。原油を国内で精製たものだが低質で乗用車には使えないとのこと。他の諸物価は上昇気味。
11,305ウォン
(約145.3円)
6,650ウォン
(約85.5円)
5,000ウォン
(約64.1円)
1,800ウォン
(約23円)
1,330ウォン
(約17.1円)
2018年5月17日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の2地点。
諸物価、中国元の交換レートも安定している。前日16日に予定されていた南北高官級会談が中断されたことに、早くも失望の声が出ているとのこと。それだけ南北対話に期待が広がっているということか。
9,975ウォン
(約129.7円)
5,320ウォン
(約69.2円)
4,500ウォン
(約58.8円)
2,000ウォン
(約25.9円)
1,330ウォン
(約17.3円)
2018年5月8日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の3地点。特筆すべきはガソリンと軽油価格が急落したことだ。4月初旬に比べて35%程下落した。最高値を記録した2月後半に比べると約65%の下落。ちなみに、燃料価格が急騰する直前の昨年4月はガソリン1キロが8400ウォン程だった。

理由は不明だが、清津市から市場に大量に流れ込んでいるとの説があり、ロシアから輸入された可能性がある。
10,013ウォン
(約129円)
5,340ウォン
(約69円)
4,539ウォン
(約58.5円)
2,000ウォン
(約25.7円)
1,335ウォン
(約17.2円)
2018年4月30日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の合わせて2地点。南北首脳会談の影響かどうかは不明だが、食糧価と燃料価格、対中国元レートは共に下落した。
12,920ウォン
(約163.4円)
6,800ウォン
(約86円)
4,896ウォン
(約61.9円)
2,000ウォン
(約25.2円)
1,360ウォン
(約17.2円)
2018年4月26日
解説
調査地はハムギョン北道の二地点。食糧価格が少し下落。燃料価格と対人民元レートは安定している。
13,700ウォン
(約172円)
8,220ウォン
(約103.2円)
4,900ウォン
(約61.5円)
2,300ウォン
(約28.8円)
1,370ウォン
(約17.2円)
2018年4月19日
解説
調査地は咸鏡北道と平安北道の二地点。食糧価、燃料価、朝鮮ウォン相場も大きな変化は見られない。
14,850ウォン
(約188.1円)
8,100ウォン
(約102.6円)
5,100ウォン
(約64.6円)
2,100ウォン
(約26.6円)
1,350ウォン
(約17.1円)
2018年4月5日
解説
調査地は咸鏡北道の二地点と両江道の一地点。朝鮮ウォンが若干値上がり。先週と比べ燃料、食糧価格は変動ない。
14,850ウォン
(約185.9円)
8,100ウォン
(約101.4円)
5,300ウォン
(約66.3円)
2,400ウォン
(約30円)
1,350ウォン
(約16.9円)
2018年3月29日
解説
調査地は両江道の二地点。3月23日発表の中国税関統計で、2月の対中国輸出が前年同月比95%減。外貨難反映してか中国元の交換レートが1400ウォンに下落。
15,400ウォン
(約186.4円)
8,400ウォン
(約101.7円)
5,400ウォン
(約65.3円)
2,300ウォン
(約27.8円)
1,400ウォン
(約16.9円)
2018年3月23日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の二か所。ドルと中国元が国際的に下落したにもかかわらず、一週間前に比べて朝鮮ウォンが5%下落している。
14,960ウォン
(約182.6円)
8,160ウォン
(約99.6円)
5,500ウォン
(約67.1円)
2,200ウォン
(約26.8円)
1,360ウォン
(約16.6円)
2018年3月15日
解説
調査地は咸鏡北道と両江道の二か所。ドルと中国元の下落の影響で、日本円で計算した価格は下落。
12,900ウォン
(約167円)
7,740ウォン
(約100.2円)
4,900ウォン
(約63.4円)
2,300ウォン
(約29.7円)
1,290ウォン
(約16.7円)
2018年3月7日
解説
調査地は両江道の二か所。下落が続くと予想していた北朝鮮ウォンが上昇。制裁で外貨不足が進んでいるはずだがレートは安定している。燃料価格も食糧価格も大きな変動ない。今回の諸物価下落は朝鮮ウォンの上昇が主原因。
14,410ウォン
(約183.7円)
9,170ウォン
(約116.9円)
5,200ウォン
(約66.2円)
2,500ウォン
(約31.8円)
1,310ウォン
(約16.7円)
2018年2月28日
解説
調査地は両江道と咸鏡北道の茂山郡。茂山の鉄鉱山は稼働大幅低下とのこと。燃料価格が2月後半から下落しているが理由は不明。食糧価格は上昇。
16,080ウォン
(約202円)
9,380ウォン
(約118円)
5,340ウォン
(約67円)
2,600ウォン
(約32.5円)
1,340ウォン
(約16.8円)
2018年2月22日
解説
取材地は両江道と咸鏡北道。
16,900ウォン
(約221円)
10,400ウォン
(約136円)
5,000ウォン
(約65.4円)
2,400ウォン
(約31.4円)
1,300ウォン
(約17円)
2018年2月15日
解説
調査地は咸鏡北道。旧正月休みと金正日氏の生誕記念日重なった。朝鮮ウォンの値下がり傾向はっきりした。他、中国製の下着、冬服などが値上がり傾向だという。
17,820ウォン
(約227円)
10,560ウォン
(約134円)
5,000ウォン
(約65円)
2,500ウォン
(約32.5円)
1,320ウォン
(約17円)
2018年2月6日
解説
燃料価格が急落したが、原因については、調査者にもまだ不明。食糧価格は上昇。中国製の衣料、雑貨も上昇気味だという。
調査地は両江道の二か所と咸鏡北道の計三地点
16,900ウォン
(約225円)
9,100ウォン
(約121円)
5,200ウォン
(約69円)
2,600ウォン
(約34.5円)
1,300ウォン
(約17.3円)
2018年1月22日
解説
調査地は両江道。昨年末から再上昇した燃料価格は、止まることなく上がり続けている。食糧価格は若干の下落。煮炊き暖房用の薪の価格が急騰しており、中級品1立法メートル当たり120~
150中国元。当局による不法伐採取締りのためだという。
27,510ウォン
(約363円)
15,720ウォン
(約207.6円)
4,650ウォン
(約61.4円)
1,900ウォン
(約25.1円)
1,310ウォン
(約17.13円)
2018年1月11日
解説
取材地は両江道の二地点。年明けから急騰したガソリンと軽油は最高値水準が続いている。国際油価上昇の影響もあるかもしれないが、やはり高騰の原因は、経済制裁の影響により金正恩政権が供給統制をしているためと考えられる。また燃料商人が売り惜しみを始めた可能性もある。中国元の実勢交換レートは若干のウォン高。
25,700ウォン
(約343円)
12,850ウォン
(約171円)
4,800ウォン
(約64円)
2,000ウォン
(約27円)
1,285ウォン
(約17.13円)
2017年12月29日
解説
調査地は咸鏡北道のある都市と両江道の2地点。地域差は見られなかった。ガソリンが約23%、軽油は約34%の急騰。「燃料価格が上がるという噂が流れている」と調査者。注目はこれまで安定していた対中国元の実勢交換レートが5%強下落し1300ウォン台になったこと。経済制裁の影響かどうかは情報がまだ不足している。
20,800ウォン
(約276.8円)
10,400ウォン
(約138.4円)
4,900ウォン
(約65.2円)
2,100ウォン
(約27.94円)
1,300ウォン
(約17.3円)
2017年12月21日
解説
調査地は両江道の二地点。ガソリン、軽油は若干の値下がり。一方食糧価格は若干の値上がり。トウモロコシは上下動激しいとのことだ。総合的に見ると市場の物価は安定を続けている。
18,100ウォン
(約214円)
6,920ウォン
(約95円)
4,750ウォン
(約63円)
2,000ウォン
(約29円)
1,230ウォン
(約17.1円)
2017年12月12日
解説
調査地は咸鏡北道のある都市と両江道。両地域の価格差はほとんどなかった。12月初めに急落していた燃料の価格が反転上昇した。またトウモロコシが20%値上がり。「今年はトウモロコシが不作だったため市場でも品薄になって価格が上がっている」と調査者は説明。中国製の日用雑貨や衣類は全般的に少しずつ値下がりの傾向だという。各地の市場で海産物が随分出回っている。
18,450ウォン
(約257円)
7,380ウォン
(約103円)
4,500ウォン
(約63円)
2,000ウォン
(約28円)
1,230ウォン
(約17.1円)
2017年12月1日
解説
調査地は両江道。軽油が11月26日の調査に比べて40%近く急落、ガソリンも7%強下落した。理由は不明だ。
15,990ウォン
(約221円)
6,765ウォン
(約94円)
4,750ウォン
(約66円)
1,600ウォン
(約22円)
1,230ウォン
(約17円)
2017年11月26日
17,080ウォン
(約237円)
10,980ウォン
(約152円)
4,200ウォン
(約58円)
1,700ウォン
(約23円)
1,220ウォン
(約16.9円)
2017年11月16日
解説
調査地は平壌と両江道の恵山市。燃料価格が下落した。特に軽油の価格が暴落した。理由について平壌市の協力者は「南浦港に中国から燃料などが密輸されたからだという噂を聞いた」と述べたが真偽は不明。恵山市の協力者は、燃料商人から直接聞いた情報だとして「ロシアから大量の燃料が入って来た。(近隣の)羅津港ではなく西海岸の港に入っているそうだ」と伝えてきた。9月以降値下がりが続いていたトウモロコシ価格がさらに下がった。
18,450ウォン
(約255円)
9,840ウォン
(約136円)
4,300ウォン
(約59円)
1,600ウォン
(約22円)
1,230ウォン
2017年11月7日
解説
咸鏡北道会寧(フェリョン)市と両江道(ヘサン)の恵山市からの報告。両地域の価格はほとんど同一だった。コメ、トウモロコシ価格の下落が続いている。市場では中国元使用の取締りが強化されているとのことだ。
21,250ウォン
(約292円)
17,500ウォン
(約240円)
4,350ウォン
(約59円)
1,800ウォン
(約24円)
1,250ウォン
2017年10月25日
解説
調査地は両江道(リャンガンド)。燃料価格は依然上昇傾向が強いが、主食のコメとトウモロコシの価格は下がった。調査した協力者は「収穫期を迎えたため一時的に値下がりしているだけだ」と説明した。 また調査者は、「両江道は他地域と比べて燃料があまり入って来ないため高いようだ」との見解を示した。
21,780ウォン 15,700ウォン 4,600ウォン 2,100ウォン 1,210ウォン
2017年10月6日
解説
調査地は両江道(リャンガンド)の複数の地域。ガソリンなど燃料価格は上昇傾向を見せる一方、主食の食糧には変化がなかった。燃料価格が値上がりによって運賃も上がっている。「住民がよく利用する三輪バイクなど『サービス車』の運行が減り運賃が上がっている」と調査者は説明。
17,000ウォン 10,000ウォン 5,500ウォン 2,400ウォン 1,230ウォン
2017年9月18日
解説
調査地は両江道恵山(ヘサン)市と咸鏡北道会寧(フェリョン)市。8月末の調査に比べて燃料価格は上昇したが、主食の白米とトウモロコシの価格には大きな変化がなかった。会寧市で調査した協力者は「燃料価格が上昇しており、『サービス車』(商業的に運営されるトラックやバス)料金が少し上がったが、商人たちも合わせて商品の価格を上げているので大きな混乱は起きていない。物価が数百ウォン程度上下するのはありふれたことなので、経済制裁のために物価が上昇しているのかはしばらく様子を見なければならないのだ」と話した。 
18,750ウォン 12,500ウォン 5,400ウォン 2,700ウォン 1,250ウォン
2017年8月29日
解説
両江道(リャンカンド)の二カ所の公設市場を調査。6、7月と比較すると食糧価格はほぼ同じ水準だが軽油価格が約10%下がった。「東海のイカ漁シーズンが終わって漁船用の軽油需要が減ったからではないか」と声明。
15,000ウォン 8,500ウォン 5,300ウォン 2,600ウォン 1,190ウォン
2017年5月31日
解説
調査地は咸鏡北道の複数の市場。主食のコメとトウモロコシ価格が上がり始めた5月上旬と比較して大きな変化はない。ガソリンが20%程度上昇した。軽油の価格が安いことについて調査者は「今はイカ漁のシーズンで、漁船用の軽油に安価な石油を混ぜて安く販売する行為が横行しているため」と説明した。
燃料が急騰し車の運行にも支障が出ている。調査者は「サービ車と外貨稼ぎの会社の車は運行しているが、それ以外の車は動いていない」と、地域の実情を伝えた。
16,000ウォン 10,000ウォン 5,200ウォン 2,300ウォン 1,280ウォン
2017年5月10日
解説
調査地は両江道(リャンガンド)と咸鏡北道(ハムギョンプクド)の都市部の市場。2ヵ月前に比べ、ガソリン価格が約2.5倍急騰し運送にも支障が生じ始めた。調査者は「長距離バスと『サービ車』が通常の3分の1程度しか動いていない。運賃も値上がりしたため商売のため移動する人と、物を送る人たちは鉄道に集中している。だが電力難で列車も正常運行していないために混乱している。ただし、外貨稼ぎの会社のトラックは動いている」と状況を説明した。
18,000ウォン 12,000ウォン 5,100ウォン 2,700ウォン 1,240ウォン
2017年4月28日
解説
4月後半に入って、平壌で取材中の外国通信社がガソリンスタンドの閉鎖と販売制限及び価格の大幅上昇を伝え、中国が北朝鮮への油類の輸出制限を始めたのかと注目されているが、調査時点では地方都市ではガソリンスタンドは運営されており、価格も上昇していなかった。調査地は両江道(リャンガンド)と咸鏡北道(ハムギョンプクド)。両江道の調査者は「燃料価格は特に上昇しておらず、販売制限もない。 個人商人たちの中には価格を吊り上げているのがいる。ガソリンはいい品は7元もする。幹部たちだけが買い大部分の車は高くて買えない」と述べた。咸鏡北道の金策(キムチェク)など、他の地域にも電話で油類の販売状況を調査したが大きな差はなかった。ただし、調査日の数日後から油価は暴騰し始めた。平壌と地方で価格動向に時差が生じていた。
8,400ウォン 1,200ウォン
2017年4月28日
解説
4月後半に入って、平壌で取材中の外国通信社がガソリンスタンドの閉鎖と販売制限及び価格の大幅上昇を伝え、中国が北朝鮮への油類の輸出制限を始めたのかと注目されているが、調査時点では地方都市ではガソリンスタンドは運営されており、価格も上昇していなかった。調査地は両江道(リャンガンド)と咸鏡北道(ハムギョンプクド)。両江道の調査者は「燃料価格は特に上昇しておらず、販売制限もない。 個人商人たちの中には価格を吊り上げているのがいる。ガソリンはいい品は7元もする。幹部たちだけが買い大部分の車は高くて買えない」と述べた。咸鏡北道の金策(キムチェク)など、他の地域にも電話で油類の販売状況を調査したが大きな差はなかった。ただし、調査日の数日後から油価は暴騰し始めた。平壌と地方で価格動向に時差が生じていた。
8,400ウォン 1,200ウォン
2017年4月28日
解説
4月後半に入って、平壌で取材中の外国通信社がガソリンスタンドの閉鎖と販売制限及び価格の大幅上昇を伝え、中国が北朝鮮への油類の輸出制限を始めたのかと注目されているが、調査時点では地方都市ではガソリンスタンドは運営されており、価格も上昇していなかった。調査地は両江道(リャンガンド)と咸鏡北道(ハムギョンプクド)。両江道の調査者は「燃料価格は特に上昇しておらず、販売制限もない。 個人商人たちの中には価格を吊り上げているのがいる。ガソリンはいい品は7元もする。幹部たちだけが買い大部分の車は高くて買えない」と述べた。咸鏡北道の金策(キムチェク)など、他の地域にも電話で油類の販売状況を調査したが大きな差はなかった。ただし、調査日の数日後から油価は暴騰し始めた。平壌と地方で価格動向に時差が生じていた。
8,400ウォン 1,200ウォン