2019年9月5日
古居 みずえ 著
四六判 / 202ページ / 上製
定価: 2000 円 + 税
ISBN978-4-7791-1626-1 C0036
渓流社:2011年08月刊 渓流社サイトへ>>>
【内容紹介】
センセーショナルな報道の裏側で忘れられてゆく子どもたち…
多数の犠牲者を出した2008年12月から2009年1月にかけてのイスラエルのパレスチナ・ガザ地区への電撃攻撃。殺戮の現場を目撃した子どもたちの目線から戦争を描いたドキュメンタリー。
【著者略歴】
古居みずえ >>>
【もくじ】
Ⅰ 子どもたちは見た
少女マリアム
家族すべてを失ったアミーラ
母の白旗
シャイマーとラミースの心の傷
侵攻時の話をすると……
テントで暮らすウムシーヤ
三人姉妹の父親ハーリド
Ⅱ サムニ家の子どもたち
ガザ市の中では最も大きな町
三歳のムハンマドも見た
薬莢を集めるカナアーン
頭を負傷したアマル
笑みを忘れたゼイナブ
妹イスラムはまだ五歳
絵を描き続けるモナ
「花嫁姿を見たい」と言われた姉シェファ
六人の家族を失ったアルマーザ
姉サマーにとって母はすべてだった
三日間生きのびた子どもたち
「一生分の辛さだよ」とヤアクーブ
家が現場になったワーエル一家
「神様が歩く力を…」とアブダッラー
サラーハの一人娘アッザの死
Ⅲ 子どもたちは今
悲しみに耐えるゼイナブ
ポーランドに招待されたモナ
大人たちが語る子どもの心の傷
怒りがこみあげてくるアルマーザ
家作りに励むカナアーン
モナの兄サラーハの嘆き
それぞれの断食月(ラマダン)
子どもたちのメッセージ
ガザ略年表