2019年9月5日
2008年1月刊
光市事件裁判を考える
編著者:現代人文社編集部・編
(共著:綿井健陽)
定価:1700円+税
光市事件裁判は、弁護活動のあり方、被害者問題などを問うものに発展している。しかし、何が争われているか正確な報道がなく混乱している。争点を整理し、この裁判の真相に迫る
【目次】
〇座談会/光市事件裁判の論点を考える
川崎英明 関西学院大学法科大学院教授
浜田寿美男 奈良女子大学教授
守屋克彦 東北学院大学法科大学院教授
河井匡秀 弁護士(光市事件差戻審弁護団)
本田兆司 弁護士(光市事件差戻審弁護団)
村上満宏 弁護士(光市事件差戻審弁護団)
〇被告人は心の底から湧いてくる言葉を明かすべきだ
――光市母子殺害事件・差戻し控訴審を傍聴して(佐木隆三)
〇被害者・遺族も、被告人も救われる可能性
――光市を歩く(毛利甚八)
〇「公益」色あせる検察
――光市母子殺害事件と被害者の存在感の高まり(菊池 歩)
〇世の中に伝えるべき対象は「被害者・遺族」だけなのか
――「光市裁判報道」はもう一度「差戻し」てやり直す必要がある(綿井健陽)
〇解説・光市母子殺害事件裁判と弁護士懲戒問題
――刑事弁護活動とはなにか(編集部)
〇Q&A光市事件・裁判
石塚伸一 光市事件差戻審弁護団
1 事件についての疑問
2 裁判についての疑問
3 その他の疑問
〇光市事件・裁判の経過一覧