独立したジャーナリズムの確立に向けて

【書籍】「日米合同委員会」の研究: 謎の権力構造の正体に迫る (「戦後再発見」双書5)

 

同書は優れたジャーナリズム活動や作品に贈る、第60回日本ジャーナリスト会議賞受賞。

日本の主権を侵害する取り決めを交わす「影の政府」の実像とは?

日本の超エリート官僚と在日米軍の軍人たちが毎月2度行う秘密の会議「日米合同委員会」。
そこで合意された取り決めは日本の法律・憲法よりも、強い効力をもっている。
しかし、軍事、外交、司法のさまざまな側面で、日本の主権を侵害し続ける
その協議の内容は厚い秘密のベールに包まれ、ほとんど公表されることがない。
米外交官から見ても「きわめて異常」と評されるその驚くべき実態に、
第一人者の大宅賞作家、吉田敏浩がせまる!

著者: 吉田敏浩
刊行年月日:2016/12/22
ISBN:978-4-422-30055-9
判型:四六判 188mm × 128mm
造本:並製
頁数:336頁
定価:1,620円(税込)

【目次】
PART1 日米合同委員会とは何か
PART2 なぜ日本の空は、米軍に支配されているのか
PART3 日本占領はどのようにして継続したのか――「占領管理法体系」から「安保法体系」へ
PART4 最高裁にもあった裏マニュアル
PART5 密室の協議はこうしておこなわれる――富士演習場をめぐる密約

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