ジャーナリズムフェスタ2009 (大阪)
http://daysjapan.jp/jf2009/
集まれ「独立系」表現者!
書くぞ 見るぞ 撮るぞ 話すぞ
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日 時: 2009 年10 月24 日(土)
10:30 ~ 19:00(開場10:00)
会 場: 大阪市立住まい情報センター 3階ホール
場所詳細
大阪市北区天神橋筋6 丁目4−20
・地下鉄「天神橋筋六丁目」駅下車3号出口より連絡
・JR 環状線「天満」駅から北へ徒歩7分
定 員: 300 名
参加協力費: 一般1,000円、学生500円
入替えなし、入退場自由
はじまりは、出会いの場をつくること。
関西をはじめ、各地で活動されているジャーナリストや出版人にはどのような方がおられるのか。そしてどのように活動しておられるのか。お互いが出会い、新しい表現やコミュニケーションのあり方を話し合うきっかけをづくりが、ジャーナリズムフェスタ2009 です。
非東京・独立系として活躍しているジャーナリストや出版人の方にお集まりいただき、写真、映像、出版、国際報道をテーマに独立系が行う表現と発信のこれからについて、その作品と共に話し合います。
表現者、ジャーナリストを目指す方やジャーナリズムに意見のある方のご参加をお待ちしています。
● プログラム
都合により変更する場合がありますのでご了承ください。
(1) 11:00-12:30
写真で表現する 「写真は終わった? VS今こそ写真だ」
小林正典( フォトジャーナリスト)[ 予定]
国森康弘( フォトジャーナリスト)
宇田有三( フォトジャーナリスト)
北田研索(宝塚造形芸術大学教授)
(2) 13:10-15:10
「東京一極集中を撃つ 関西独立系ジャーナリズムの復権」
原一男( 映画監督/ 大阪シネマ塾)
杉本真一( 関西テレビ)
江弘毅(元ミーツ編集長、編集集団140b総監督)
石丸次郎( アジアプレス)
(3) 15:20-16:50
ドキュメンタリーとビデオジャーナリズム 国際報道
玉本英子( アジアプレス)
西谷文和( ジャーナリスト)
武田倫和( ドキュメンタリー監督)
石丸次郎( アジアプレス)
(4) 17:00-18:30
東京以外の場で書く、本を作る
後藤正治( ノンフィクション作家)
粟野仁雄( ノンフィクションライター)
栗原佳子( ジャーナリスト/ 新聞うずみ火)
柳原一徳( ジャーナリスト/ みずのわ出版)
(5) 18:30-19:00
総括~大交流会ー次のステップに向けて~
● 集まれ「独立系」表現者!
「滑稽新聞」や「大阪朝日」「大阪毎日」の時代まで遡らなくとも、戦後長く、関西は日本の情報発信の拠点のひとつでありました。多くの個性豊かで力のあるライター、作家、写真家、映画人、出版人、ジャーナリストたちが、日本全国に向け、世界に向けて独自の表現・発信の活動を続けてきました。
しかし、現状はどうでしょう? 東京一極集中は留まることなく進み、東京のメディアばかりが肥大化し、関西はじめ地方の情報を創る力発信する力はどんどん低下していきました。社会を見つめる「眼」が複眼・多眼であることで、世界には光の当たらない陰影があり、凹凸していることが見えてきます。複数の視点があることで、人々は世の中が多様であること、異なる価値観が尊重されなければならないことを知ります。しかし現実には、日本国内で流通する情報の多くが「東京圏に住む者が、東京圏に住む者の感覚や価値判断で生産し、東京圏のメディアを通じて発信」されるようになってしまいました。残念ながら、日本から多くの「眼」が失われてしまっています。また、このように情報発信の中央集権化、マスメディアの肥大化が進んだことで、権力を見張るというジャーナリズム本来の役割も弱くなってしまいました。
そして今、マスメディア自体の衰退が急速に進んでいます。ジャーナリズムの更なる劣化・弱体化が心配です。これは権力の不正腐敗を増長させ、排外主義が跋扈する危険が増し、少数者の声がかき消され、格差が広がり、真実が軽視されるということです。それは、民主主義の形骸化とファシズムの芽生えに警鐘を鳴らす力が弱くなってしまうことを意味します。
現在がそんな時代であるからこそ、「東京に非ず、東京に在らず、マスメディアに属さない」表現者、ジャーナリストたち(ここでは「独立系」と称します)の果たすべき役割は、ますます重要性を増していくはずです。歴史の闇の中に埋もれたままの事象に光を当て、「無告の民」を訪ねて口元にそっと耳を傾ける、こんな困難な仕事に「独立系」はずっと挑んできました。また、マスメディアのジャーナリストたちと切磋琢磨、協力連帯し、また時には堕落しないように励まし応援する役割もしてきました。マスメディアの衰退とジャーナリズムの危機が進行する今こそ、私たち非東京の「独立系」は一歩踏ん張って表現と発信を続けていかねばなりません。「独立系」であることの強みと利点を生かし、もっとしなやかに、もっとしたたかに生き抜いていかねばなりません。
ジャーナリズムフェスタ2009は呼びかけの場です。
誰が、どこで、どんな活動をしているのかを知る、出会いの場にしませんか。
互いに結びついたり、議論をしたり、また新しい表現・発信のあり方、協働の可能性を模索したりするきっかけを作るために集まりませんか。
この場が、若い才能と志が「独立系」に集う良き催合いとなることを願ってやみません。
ジャーナリズムフェスタ2009 実行委員会
● ジャーナリスト・イエローページ掲載者大募集
ジャーナリズムを考える新しいネットワークのための「ジャーナリスト・イエローページ」
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主 催:ジャーナリズムフェスタ2009 実行委員会
協 賛:アジアプレス・インターナショナル、
自由ジャーナリストクラブ、
DAYS JAPAN 関西サポーターズクラブ
後 援:ジャーナリスト・ネット、新聞うずみ火
協 力:市民社会フォーラム
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お問合せ : アジアプレス大阪事務所
Tel(06) 6373-2444
e-mail jf2009@daysjapan.jp
http://daysjapan.jp/jf2009/
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